バイト ページ10
PM8:46
Aサイド
父さんに金を渡してからずっと働いているレジ、デリバリー、全部やっている。おかげでお金は早く貯まりそう、バイトのことはひかるには言ってない、いったら怒られるし心配かけるから。それだけは避けたい。
A:「満月、きれー。」
そういって、自転車をこいだ。
小林サイド
Aさんについての話し合いはまた後日になった、帰り道空を見上げるととても綺麗な満月だった。
小林:「きれー。」
そういって私は静かな闇の道を空を見上げながら歩いた。
森田サイド
Aの停学から3日がたった、寂しいような寂しくないような？ベランダからみた満月はとても美しかった。
『カシャ！』
森田:「きれー。」
そう言って部屋に戻った。
A:「ありがとうございました！」
富田:「A、今日ずっとはいってんね？」
A:「なんか学校停学にされちゃって、」
富田:「なんで？」
A:「罪を擦り付けられて、『そうです。』って言ったら休めるかなぁ？って思って。」
富田:「フフッ、正直でよろしい！」
久美:「しゃべってないで手を動かす！鈴花、デリバリーいってきて？」
富田:「はい！行ってきます。」
A:「いってらっしゃい。」
久美:「元気だけはいいんだよな。A、お父さんどう？」
A:「今日お金とりにきて、ちょっと殴られただけです。」
久美:「どこ、みせてみ？」
A:「お腹と壁にぶつかって肘を...」
久美:「えっ！肘、血まみれだよ！ほんとに大丈夫？」
A:「まだ生きてるんで大丈夫ってことですよ！じゃあ先に上がります。」
久美:「うん、ありがとうね。」
しほ:「A、まだ言わないか。」
菜緒:「あれじゃ、一生ですよ。心配です。」
ひなの:「でも、どうしようもないです。今度、私ひかるちゃんに聞いてみます。」
久美:「お願い。」
ーアパートー
Aサイド
アパートといっても、ボロじゃない。結構しっかりしてるし、見た目は綺麗なほうだ。でも、住人は少ない。事故物件だっけ？まぁ、いっか。
ガチャ
A:「ただいま。」
『お帰り』という返事が来なくなったのは1,2年くらい前。今はなんとも思ってない。明日に備えてもう寝よう。
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kai - 夢さん» 待たせてすいません！！ 更新しました！ (6月24日 22時) (
レス) id: 2050ea259a (このIDを非表示/違反報告)
夢 - この小説、とても好きです。続きが気になります！！更新待ってます！！ (6月4日 21時) (レス) @page1 id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kai | 作成日時：2022年12月10日 17時
