ーあの人ー ページ9
ー欅中学校ー
小林:「失礼しまーす。」
渡邉:「はーい、って由依か。笑」
小林:「ごめん、急に。」
渡邉:「いいけどなんかあった？どう、担任。」
小林:「楽しいよ、いろんな子がいてそれで聞きたいことあって。」
渡邉:「ん？どうぞ。」
小林:「虐待っていうか、親..からそういうの受けてる子がいてどうしたらいいか？分かんなくて...助けるってなんだろうって」
渡邉:「ぁ、」
小林:「ごめん、急に困るよね？」
渡邉:「...私、今月で移動になった。場所は由依がいるとこ。」
小林:「え？」
渡邉:「一緒にその生徒助けよう？」
小林:「うん！」
こうして、私たちはAさんを助ける計画をたてた。
Aサイド
停学3日目、家からはずっと出ていなくて暇な日々を送っている。まぁ、あの人が家まで来ないのが唯一の救いだ
。
ドンドンっ！ガチャガチャ！！バン！
A:「っ！」
まさか、...父..さん。
ガチャ
父:「おい！おせーよ、さっさと開けろよ！！」
ビクッ！！
A:「す、すいません。」
ドカッ！
A:「うぅ、いっ、」
父:「はぁ、クソがよ！さっさと金だせ！！あんだよな？」
A:「あ、あります。」
父:「チッ、5万かよもっとねぇのか？」
A:「っ、すいません。次までにはもっと多く用意するので。」
父:「チッ！」 バタンッ！！
はぁー、やっと終わった。ってか、次までに5万以上って10万ほしいって言えよ！バイト頑張らないと...
用意して行こう。
A:「いってきます。」
誰もいない部屋に、自分の少し低い声が響いた。そして、悲しい背中を向けて歩いていった。
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kai - 夢さん» 待たせてすいません！！ 更新しました！ (6月24日 22時) (
レス) id: 2050ea259a (このIDを非表示/違反報告)
夢 - この小説、とても好きです。続きが気になります！！更新待ってます！！ (6月4日 21時) (レス) @page1 id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kai | 作成日時：2022年12月10日 17時
