#１１理由 ページ12
適当に人通りの少なそうな場所を探していると、割と早めにその現場に辿り着くことが出来た
あれだけの時間があればもっと遠くに行けただろうに。
もしかして……
ﾄﾞｶﾞｯ、ｶﾞｯ、ﾊﾞｷｯ
(うわぁ、こっぴどくやらてんのな、、、)
しかし頭部に刺繍を入れたその子は高校生に為す術なく、身ぐるみを剥がされそうになっていた
頭部に刺青って……絶対痛いよなぁ
『あーー、えっと』
俺はとりあえず、その子がパンイチにされる前に高校生達の方を止めることにした
だがまぁ切り出し方がちょっと決まらなかったな
『ごめん、そいつ、許してやってくんね？』
「はぁ？てめぇどこのやつだよ
……最近は小学生のヒヨっ子共が調子に乗ってんじゃねぇか！？」
『その子と同じ小学校に通ってる。まだそいつも小学生なんだし、今回だけ見逃してくれねぇか？』
「ばっ、か……逃げろ、、、」
(！！)
俺の事を一般人だと思っているのだろうか
この状況で俺を逃がそうとするとは……
まぁ一般人なんだけど！？
「はっ、くれませんか、だろぉ！？」ﾌﾞｫﾝｯ
『おぉ』
俺の態度が気に食わなかったのか、いきなり顔面に向かって拳を突き出してくる
が、勿論そんな事は読み切っていたため、容易く避けることがてきた
『ﾆｯ、喧嘩同意ってことでいいってことだな？』
売ってきたのはあちら側だ。
返り討ちにされても何ら言い訳出来ないだろう
『んじゃ、いっちょやりますか』
〜
〜
〜
その後、金的箇所と人間の弱い所を的確に突き、俺は見事この喧嘩に勝利した
1度でも腕や足を掴まれたら終わるからな……
今回は割と大人数で忙しかった
今は、もう手出しして来んなよ、という紙をその場に置いて離れ、辮髪の子の治療をしていた
「いっ………」
『消毒染みるけど我慢なー』
怪我は擦り傷くらいで目立ったものはなかった
流石に小学生相手にそこまで本気にはならないか
「なぁ………」
『ん？』
ふと、落ち着いてきたなと思えば俺に話しかけてきた
まぁそりゃ聞きたいことあるわな
「なんで俺の事助けたんだ？」
やはり、予想していた通りの質問だ
答えは決まっている
『そんなん簡単だろ。お前が気に入ったからだ』
〜
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紫恩(プロフ) - kiraraさん» そう言って頂けて嬉しいです！！期待に添えるように頑張ります！ (2022年1月8日 23時) (
レス) id: 7ea6bbe2ae (このIDを非表示/違反報告)
紫恩(プロフ) - もなかもなかさん» ありがとうございます！！どうやら私達気が合うようですね……(/ｰ▽ｰ)/ﾌﾌﾌ。毎日投稿は難しいかもですが、更新途切れないよう努力しますね！！ (2022年1月8日 23時) (レス) id: 7ea6bbe2ae (このIDを非表示/違反報告)
kirara(プロフ) - 続きも見たいです(*^▽^*) (2022年1月7日 5時) (レス) @page7 id: a056ba0898 (このIDを非表示/違反報告)
もなかもなか - 見る話選ぶところに書いてる文を見た瞬間あぁ、私の好みだな、と思いました。応援してます！更新止まらぬよう頑張ってください！！！ (2022年1月7日 4時) (レス) @page7 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫恩 | 作成日時：2022年1月6日 2時
