【haikyu】私､今日限りで烏野高校男子バレー部マネージャーを辞めます【烏野】６

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行き違ったまま､理解し合えないまま､千切れてしまった絆は元に返ることはない｡


私は大地や孝支からだけじゃなく､潔子や力､旭からもメールをもらっていたのに｡


会って話す機会は何回もあった｡


でも私が自分からそれをシャットアウトしたんだ｡


疑われて傷付けられたんだから会って話したくもない…､大地や孝支たちに抱いた気持ち｡


私のせいで辛い立場に追いやりたくなくて､烏野の今後のためと思って潔子たちとも会わない覚悟を決めた｡


私は自分の決断が間違ってたとは思わない｡


でも､私たちの間に入ってしまった亀裂と溝は､お互いの距離をさらに離れさせてしまいもはや修復は不可能になってしまった｡


青城に転校した今､もうどうすることも出来なくなってしまった｡


だけどそれが原因で倒れて今のチームの練習や合宿に支障を来すようじゃ本末転倒もいいとこだよね…｡


私を庇ってくれた潔子や旭のことを思う｡


私のことを助けようと思ってくれた力の優しい気持ちを思う｡


信じてくれなかった主将の大地｡


助けてくれなかった副主将の孝支｡


今私を心配して側にいてくれている青城の主将及川と伊達工の主将二口｡


及川や二口の言葉を聞きながら､私の心は激しく揺れ動いていた｡




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