5人のマネージャーは親友 ⑧ (ページ9)

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撮影日ページ9

千菜side

Aさんが亡くなって、これから先どうなるんだろうって不安だった

でも、準備する時、瑞波の仕事振りが凄かった

きっと、Aさん以上に頑張らなきゃって思ったんだろうな

あたしも一緒に頑張ることにした

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そして、再開してすぐテレビ局から電話があった

コロナ対策をどのようにしてるのか、オススメの商品も食べてみたいとか

大変なのは瑞波だけど、瑞波からOKもらえた時、少し驚いた

大丈夫なんだって

その分、あたしがフォローしてあげなきゃ、支えてあげなきゃって思った

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1週間後、とうとう撮影日が来た

まぁ、テレビに出るのは慣れてるし、緊張はしてない

開店直後からお客さんは来る

その流れでテレビ局のスタッフさんが多数来る

ホントに早いし

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AD「邪魔にならないように撮りますので、よろしくお願いします」

「よろしくお願いします…」

とりあえず、普段の仕事をこなす

やはり、なんだかんだ午前中は客足は絶えず、スタッフさんと相手する暇もなかった

ランチ時も無理

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やっと、暇な時間が来たのは3時頃

「すみません、長い間待たせてしまって」

AD「いえいえ。こちらこそすみません。朝からお伺いしてしまって。オーナーさんが亡くなって大変なのはわかっていたんですが、すみません」