海釣り ページ26
大野智side
ずっと悩んだ
メンバーに振る舞う料理、何作ればいいのか
釣りに行く暇もないし、仕事終わるのだって夜遅いし、買い物だって行けやしない
そんなことを考えてたら、もう1週間経ってしまった
・
朝早く目が覚めちゃったし、前に買ってあった船で海釣りすることにした
釣りするのも久しぶりだ
なーんにも考えず釣りするのって、俺にとってはストレス発散になるんだよね
ﾋﾟｸﾝ…
・
「お、キタ！…えいっ、キハダマグロ。え、マグロってこんな簡単に釣れたっけ？…やったー！」
その後もタイやイカが釣れて、クーラーボックスに入れて、足早に別宅に帰ってきた
マグロもタイもイカも捌いて、料理別に分けて、早速料理に取り掛かることに
ニノは生モノダメだし、ちゃんと火を通してやんないとな
・
修也「おはようございます…おー、生マグロ解体ショーじゃないですか。うわー、おいしそー」
「…1番美味しいとこあげるから待ってて」
修也「ホントですか！？やった！」
「修也には1番感謝してるからな」
・
朝食はマグロのカマから取った味噌汁とカマのホホに付いてる身を削ぎ落としたのを修也にだけあげる
俺は切り落としでいい
「どーぞ」
修也「頂きます…うまっ」
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作者名：ちーこ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chi-ko/
作成日時：2023年9月2日 8時
