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２日目. ページ3
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「あ、穴澤Aです。これから、皆さんのために支えていきたいと思いますので、よ、よろしくお願いします。」
１年前、今の３年生は２年、２年生は１年。
Aはクラスメートの川西に誘われて男子バレー部のマネージャーをやることに。
３つ下の妹がバレーをやっているということから、基本のルールや試合の流れはわかるので、きっと役に立てるだろうと思い入部した。
Aが入部した時の３年生にもマネージャーがいて優しく教えてくれた。わかりやすく、少しずつ、ゆっくり。
Aがちゃんと覚えるまで２人でやり、「確認試験」といった 軽いテストのようなものまで用意してくれた。
Aが仕事を覚えたら 仕事を押し付ける…。
そんなことはなく 分担して交換しながら２人で部を支えていった。
そして、Aは思った。
来年はこんな先輩になりたい。
「わ、私！先輩のような人になれるようにが、がんばります！」
「わぁ〜、頼もしいなー。
そしたら、来年からも白鳥沢は、最強だね！
じゃ、私がいなくなっても、大丈夫なようにしなきゃね！」
わしゃわしゃと頭を撫でた。
笑顔で、悔しい時には涙を流す。
青春をバレーに注ぎ込んだA。
今では２年目…。
部活の他にも、学生なので勉強などでとても忙しい日々だが、あの時、川西に声をかけてもらって良かったなと思っていた。
A太一、ありがとう。
川西「……？」
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作者名：ぷりん | 作成日時：2017年12月28日 3時
