ー拾弐ー ページ12
ただの肉の塊となった山姥を冷たい目で見下ろし、長義は刀を鞘へ納めた。
そしてしゃがみ、先程とは打って変わって優しい瞳で切国を見つめる。
だが切国は顔を伏せたままだ。
長義が声を発すると同時にビクッと肩が揺れる。
「はぁ…」
切国、お前なぁ…
切国が顔をあげると、長義は優しい笑みを浮かべていた。
そして切国の顔を覆う様にゆっくり抱き付く。
「大丈夫、大丈夫だ。
今までよく頑張った。怒鳴って悪かったなぁ…」
そう優しく伝え、頭を撫でた。
「あ"、に"っ…ざま"ぁ…!!」
切国は少し高い長義の目線に合わせ、顔を上げた。
こんな事を言うのは不謹慎だが、透き通った碧色(ｱｵｲﾛ)の瞳から涙が溢れ、何時もは隠れている金色の髪が露(ｱﾗﾜ)になっている姿は…
とても“綺麗”であった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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あっぷるぱい猫系女子 - ああもう！まんばちゃん天使！天使以外の何者でもないよマジ可愛いふぉあああああ！！！これからも頑張って下さい（突然の切り替え） (2016年12月19日 16時) (
レス) id: 9ff541469f (このIDを非表示/違反報告)
咲宮 幸(プロフ) - Akatukiさん» コメント、ありがとうございます。これからも頑張らせていただきます！この様な拙い作品ですが、切国の良さが伝われば幸いです。 (2016年9月17日 11時) (レス) id: 4a721c34a0 (このIDを非表示/違反報告)
Akatuki(プロフ) - とても感動しました！特にまんばが最後に長義の名前を呼ぶシーンなんて泣きました(泣)僕､短編も好きですけど､長いお話も好きなので良かったです！これからも頑張って下さい！応援してます！長々と失礼しました (2016年9月12日 7時) (レス) id: 25217cb101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲宮幸 | 作成日時：2016年2月1日 21時
