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「ふ、ふざけんなよお前!俺のこと好きなのかよ!俺はお前のこと嫌いだからな!」
「えっどうして…?」
「だってお前........
クソブスでクソデブなんだもん!」
これが私の記念すべき1回目の告白。
ショックのあまりその日は何も食べなかった。
『痩せて彼氏を作る』
これを目標に私はダイエットを始めた。
数年して、私は痩せました。
「せ、先輩のこと好きです!」
「え゛っあ、いや、俺多分無理だわ…」
「なんでですか……?」
「だってお前........
ブスすぎるんだもん。」
これが私の9回目で最後の告白となりました。
その時私は気づいたんです。
どうして初対面の男性は私に冷たいのか、
どうして時々歩いているだけで知らない人に笑われるのか、
どうしてほかの人と同じ様に恋愛ができないのか____
このまま誰にも愛されないなら、もう生きてても仕方が無いと、今じさつ名所にいます。
「来世では美人とはいかなくとも、せめて平均ぐらいになれますように........」
足を踏み出して落ちようとしたその時、
「すみませーん、これ確認しましたー?」
とやる気のない声がした。振り返ると看板を持っている人がいて、その看板には「じさつ1回3000円」とわけのわからんことが書いてあった。
スっと3000円を取り出すと首を横に振りながら、看板を指さされた。
よく見るとそこには、「※ただしブスは5000円」と........
私はお札を握りしめ叫んだ。
「悔しくて死にきれんわァァァァァァァァァァァァァ!」
そして私は整形して可愛くなりました。
「この香水とてもいい匂いですよね、デートですか?」
「いえ、大学の入学式です。」
多少不自然ではあるけど。
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りお〜Rio〜(プロフ) - 文ストも私は整形美人も好きです! (2020年4月14日 22時) (レス) id: c220a00bb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:繋 | 作成日時:2018年1月3日 0時