タイムスリップした先は…

18話　木刀重っ ページ19

貴女side


取り敢えず1ヶ月程政宗と暮らすことに
なりました。

で、今は政宗の稽古を見学させて
もらってる。

で、政宗の大事な重臣の小十郎さんと
手合わせしてる。

二人とも勝るとも劣らない。

綺麗だと思ってしまう。

見惚れていると政宗がこっちに歩いてきた。


政宗「…Aもやってみろよ。自分ぐらい守れるようにしろよ」


貴女「えっ…」


なんの事か分からずあたふた、していると

木刀を手に乗せられた。
ずっしりとした重みに木刀を落としそうになる。

遠くでは小十郎さんがにこやかに微笑みながらこっちを見ている。


政宗「まずは持ち方からだな。柄の上の方を右手でこう持って、左手で下の方をこう持つ。やってみろよ」


政宗はキラキラとした眼で教えてくる。

すると小十郎さんがこっちに来た。


小十郎「政宗様は人に教えた事がないので教えたいのだと思いますよ。」

教えたいか…可愛いな。


政宗「小十郎なに話してんだよ。」


小十郎「邪魔でしたか。失礼しました。」


小十郎さんはニヤニヤしながら建物の中に消えていった。


政宗「で、このまま振り上げて下ろすだけだ。…いいからやってみろよ」


…やろうとはおもってるんだけど腕も伸ばせないぐらい重い。
政宗普通に振り回してたよね…


政宗「…どうした？…ぁw」


政宗は気づいたのかニヤリと黒い笑みを見せる。最初は優しく心配してくれたのに…！


政宗「はやくやれよ。どーした？w」ﾆﾔﾆﾔ


貴女「わ、わかってるくせに！」


政宗「フッw一緒に持ってやるよ」

政宗は私の背後に回り込み後ろから被さるように刀を持ってくれた。

政宗の鍛え上げられた胸板が背中に当たりドキドキとしてきた。


貴女「///あの、政宗///近い…//」


政宗「あ？///あー…嫌か？w」


貴女「…っま、政宗の為に我慢してあげる！」


政宗「素直じゃねぇな…まぁいい。持て」


貴女「う、うん！」


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

久しぶりです。政宗様はやっぱり格好いいですね。

ちなみに小十郎とは片倉景綱のことで
政宗の重臣です。

これからも、宜しくお願いします

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