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『あ、Aちゃん帰るの？
なら俺送っていくよ』
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「いえ、大丈夫ですよ！
すぐ近くなんで…」
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『相葉さん、振られてますよ』
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『いやでも危ないじゃん！？』
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『ここそんなに人通り少ないわけでもないし。
Aちゃんも彼氏とかがいるのかもしれませんよ？
相葉さんと歩いてるのはまずいでしょうよ』
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『いやでも危ないから！いく！いくよAちゃん！』
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「あ、え、はい…
あ、またね真知子」
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真知子に手を振って
先輩に手を引かれて外に出る。
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「あの…先輩、本当に大丈夫ですよ？」
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『…ダメなの！俺が気になるから！』
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そうは言われても、さっきの先輩のいう通り私には翔という彼氏がいる。
見られてないとはいえ、隣を歩くのは気が引ける。
しかも何故か手を握られたままだ。
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「あの…先輩…？」
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『…好きだよ』
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「え…？」
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『…一目惚れしたの！
だからすぐにでも伝えたくて…』
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酔った勢いかと思えば、先輩の顔は真剣そのもの。
急な告白に周囲の空気が凍り付いたかのように固まっていた。
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「…あの！私実はですね
4歳年上の…」
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”彼氏がいるんです”
そう告げることはできず
気がつけば私の手は先輩ではない別の人に握られていた。
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「…この子、俺のものなんだけど？」
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池田萌子(プロフ) - 返事遅くてすいません (2020年7月27日 1時) (
レス) id: 860d535e84 (このIDを非表示/違反報告)
池田萌子(プロフ) - わかりました読んでみますね (2020年7月27日 1時) (レス) id: 860d535e84 (このIDを非表示/違反報告)
まよきち(プロフ) - 池田萌子さん» コメントありがとうございます！私の他の作品になります「保健室の櫻井先生」が続編にあたりますので良ければ読んでみてください^^* (2020年7月25日 20時) (レス) id: 4c25809dfa (このIDを非表示/違反報告)
池田萌子(プロフ) - 初めまして！2つ目の翔くんが先生のお話の続きをみたいです。検討よろしくお願いします (2020年7月25日 18時) (レス) id: 860d535e84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まよきち | 作成日時：2019年10月3日 0時
