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雅紀「はーい、相葉くんです！」
ニコニコと笑って手を振ってくれるのは、紛れもなく相葉くん。
その瞬間脳裏に浮かんだのは、朝とさっきの真知子のにんまり笑顔。
(こういうことか…)
ようやく理解した。
潤くんと相葉くんが並んで歩いている後ろ、私は隣を歩く真知子の袖をそっと引く。
「…説明してもらえる？」
真知子「説明もなにも…、家に送ってもらうだけだよ？
潤と相葉くんはこの後遊びに行くみたいだし」
それを聞いて、今朝相葉くんが先約があるからとクラスメイトの誘いを断っていたことを思い出す。
「そこでなんで送ってくれるとかいう話になったわけ…？」
真知子「うーん、ノリ？」
「……」
疑うような目で見ると、苦笑いの真知子。
真知子「嘘だって！
…本当はバカ潤が、私との約束忘れて相葉くんと遊ぶとか言い始めて。
ちょっとすねたら、だったら三人で遊ぼうとか言うわけ。
そこでふと思いついてさ！
送るだけでいいから、Aも連れて行っていい？って。
まぁそんな感じ？」
どんな感じだよと思いつつ、真知子なりに私の恋を応援してくれているということなのだろう、ということで。
「…とりあえず、ありがとう」
そしてこの日は、本当に家に送ってもらうだけのようで。
あっという間に、学校から一番近い私の家についた。
(あんまり喋れなかったなぁ…)
なんて心の中で一人反省会。
すると。
雅紀「Aちゃん！」
「は、はい！？」
突然相葉くんに名前を呼ばれるもんだから、驚いて声が裏返ってしまう。
でも相葉くんはそんなこと気にする様子もなく。
私の大好きなキラキラの笑顔を浮かべると。
雅紀「また明日ね！」
「また明日…！」
可愛く手を振りながら去っていく相葉くんを見送り、長いため息をつく。
…相葉くん、反則級に可愛すぎです。
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池田萌子(プロフ) - 返事遅くてすいません (2020年7月27日 1時) (
レス) id: 860d535e84 (このIDを非表示/違反報告)
池田萌子(プロフ) - わかりました読んでみますね (2020年7月27日 1時) (レス) id: 860d535e84 (このIDを非表示/違反報告)
まよきち(プロフ) - 池田萌子さん» コメントありがとうございます！私の他の作品になります「保健室の櫻井先生」が続編にあたりますので良ければ読んでみてください^^* (2020年7月25日 20時) (レス) id: 4c25809dfa (このIDを非表示/違反報告)
池田萌子(プロフ) - 初めまして！2つ目の翔くんが先生のお話の続きをみたいです。検討よろしくお願いします (2020年7月25日 18時) (レス) id: 860d535e84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まよきち | 作成日時：2019年10月3日 0時
