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真知子「あ〜お腹空いた！
A、今日はお弁当？」
授業が終わり、今は昼休み。
移動教室から戻りながら、真知子とお昼ご飯の話をする。
「うん、今日は持ってきたよ」
真知子「私も！じゃあ今日は教室で…」
途中で言葉を切った真知子を不思議に思いながら顔を上げると。
雅紀「ほんとにこのクラスなの〜？」
翔「絶対そうだって！」
いるはずのない先輩の姿があった。
会話の内容から察するに、人探しだろう。
協力したいけど、それを申し出ることも出来ない自分が情けない。
真知子「いいの？声かけなくて。チャンスだよ？」
「うん。きっと緊張してうまく喋れないと思うし…。
ほら、お腹空いたんでしょ？
ご飯食べようよ！」
真知子の向かいに腰をかけて、お弁当を広げる。
喋りながら食べ始めると、誰かが近づいてくる気配。
翔「ご飯中にごめんね？
えっと…
大宮Aちゃん？」
急に憧れの先輩が話しかけてくれただけでも驚きなのに。
先輩は知らないはずの私の名前まで呼ばれて、混乱状態。
でも返事しなきゃって思って。
「え、は、はい。
大宮Aです…」
しどろもどろになりながらも、なんとか返事をする。
翔「ほんとに急にごめんね。
これ、さっきの授業前に拾ってさ。
Aちゃんのでしょ？」
これ、と言って先輩が差し出したのは
小学生の頃、転校して行った親友から貰った
名前の刺繍入りのハンカチ。
私が大切にしているものだった。
いつの間にか落としていたのだろう。
「私のです…！
拾ってくれてありがとうございます！
…けど、どうして私の名前を…？」
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池田萌子(プロフ) - 返事遅くてすいません (2020年7月27日 1時) (
レス) id: 860d535e84 (このIDを非表示/違反報告)
池田萌子(プロフ) - わかりました読んでみますね (2020年7月27日 1時) (レス) id: 860d535e84 (このIDを非表示/違反報告)
まよきち(プロフ) - 池田萌子さん» コメントありがとうございます！私の他の作品になります「保健室の櫻井先生」が続編にあたりますので良ければ読んでみてください^^* (2020年7月25日 20時) (レス) id: 4c25809dfa (このIDを非表示/違反報告)
池田萌子(プロフ) - 初めまして！2つ目の翔くんが先生のお話の続きをみたいです。検討よろしくお願いします (2020年7月25日 18時) (レス) id: 860d535e84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まよきち | 作成日時：2019年10月3日 0時
