第２話 ページ4
中島「ﾊｧ...ﾊｧ.....」
太宰さんも敦君もびしょ濡れだ。
「敦君、大丈夫？」
と、言いながら自分のカーディガンをかけてあげる。
中島「大丈夫...。あ、有難う。」
「いえいえ」
さて、太宰さんはそろそろ起きるだろう。
太宰「.......ﾊｯ！」
太宰さん、目をギョロってさせて起きたよ。これ実際に見ると怖い...。
中島「！.....か、川に流されてましたけど...大丈夫ですか...？」
絶対大丈夫でしょ。
太宰「.....助かったか.....。...ちぇっ」
中島「ちぇっ？！(今、ちぇって言ったか？この人...)」
「わあお。」
実際に助けて、ちぇって言われると苛つくね。
太宰「君達かい？私の入水を邪魔したのは...」
中島「僕達はただ助けようとしただけで...え？入水？！」
太宰「知らんかね、入水。」
知ってるよ。
「自 殺法...でしたよね。」
中島「じ、自 殺？！」
太宰「その通り。私は自 殺をしようとしていたのだ。それなのに、君達が余計な事を...」
中島「(えええ...僕なんか今、怒られてる...？)」
何故か説教が始まった。
太宰「とは言え、人に迷惑をかけないクリーンな自 殺が私の信条だ。だのに、君に迷惑をかけた時点でそれはこちらの落ち度。何かお詫びでも...((ｸﾞｩｩｩｩｳｳｳ...空腹なのかい？少年。」
あ、きた、上げて下げるやつ。
中島「実は...ここ数日何も食べてなくて...((ｸﾞｩｩｩｩｳｳｳｳｳｳｳｳｳ...おわっ...」
...敦君より凄い音だした太宰さんって凄いと思う。
太宰「奇遇だな。実は私もだ。」
中島「それじゃあ！」
先に言ってあげよう。
「川に流されていたので、お財布は無いのでは？」
中島「え''」
太宰「よく分かったね。正しく彼女の言う通り、財布は川に流されたようだ。」
中島「そんなぁ.....」
太宰さんのポケット、カエルしか居ないし。
太宰「...所で、君。」
「？私ですか？？」
何だろう。嫌な予感がする。
太宰「君の様な美女と心中できたらどんなに幸せか...！ぜひ、私と心中していただきたい！」
「あ、遠慮しときます。」((ｷｯﾊﾟﾘ
ほらね、嫌な予感が当たった。
太宰「それは残念だ...。気が変わったらいつでも言ってくれ給え！」
「あ、はい。」
たぶん、一生無いと思います。
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夜* - ジュリさん» ありがとうございます！がんばります！！！ (2018年2月1日 13時) (
レス) id: 0f5db54152 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - めっちゃ面白いです更新楽しみにしてます！ (2018年1月31日 0時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
酒夜月(プロフ) - 夜*さん» はい、お互い頑張りましょう！！(≧∇≦)b (2018年1月7日 17時) (レス) id: 5d4c43be81 (このIDを非表示/違反報告)
夜* - ユキナさん» ありがとうございます！楽しみにしててください！w (2018年1月7日 12時) (レス) id: 38dd1fe22f (このIDを非表示/違反報告)
夜* - 酒夜月さん» ありがとうございます！頑張ります！そちらも更新頑張ってください！！ (2018年1月7日 12時) (レス) id: 38dd1fe22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜* | 作成日時：2018年1月2日 21時
