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第22話 ページ24

うらたside

俺には大切な人がいた

それは、まだあの3人と会う前の話

一人だった俺の前に現れたのは一人の女の人だった

綺麗な人だった

その人は普通の人間だった

その人は俺の話し相手になってくれたり色々と助けてもらったりした

だが、その当時は吸血鬼消滅軍団ができ、人間が吸血鬼を嫌いはじめていた時代だった

だからその人は俺と一緒にいたら危険だった

そしてある日その人は俺に言った

『私も吸血鬼消滅軍団の一人なの。本当は君と一緒にいたら駄目なの。殺せって命令されるの。だから私のことは誰にも言ったら駄目だよ』

信じられなかった

吸血鬼消滅軍団にいる人が吸血鬼の俺を殺さないなんて

それでも俺はその人と今までと変わりなく過ごしていた

いつしか俺の“大切な人”となった

なのにある日、恐れていたことが起こった

大切な人が吸血鬼の俺と一緒にいるところをバレたらしい

つまり、裏切り者ということになってしまった

そして処罰として俺の大切な人は殺された

吸血鬼消滅軍団を、つくった…Aの母の命令によって…………

だから坂田がAのことを、

大切な人

と言ったときつい感情的になってしまった

坂田には同じことを体験してほしくないのだ。

でも………Aを手放したくない……

どうすればいいんだよ……

もう……わからねぇよ


Aside

ん?朝………?確か昨日志麻さんに……思い出すだけで震えが止まらない。

取り敢えず顔を洗ってスッキリするため洗面所へ向かった

洗面所に向かうとうらたさんと会った

おはようございますと言ったのだが聞こえてないのか返事がなかった

疲れてるのかなぁと不思議に思いながら洗面所で顔を洗った

センラ「A、おはようさん。その怪我はまーしぃ?」

いつのまにかセンラさんがおり、センラさんは優しく包帯を指で撫でた

A「で、でも、もう大丈夫ですよ!」

センラ「ならいいですけど、無理せんといて下さいよ?」

はーいと返事をし、部屋へと戻った

今日は何しようかな〜

とのんびりとした日が送れるのはあと5日だけとは知らずに……

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ぱらら(プロフ) - コメント欄失礼します!嘘っていう漢字がちくわに見えました←それを言いたかっただけです!失礼しました! (2022年7月28日 8時) (レス) @page29 id: 528bfd8f20 (このIDを非表示/違反報告)
- よっし!吸血鬼から逃げる為に全力で自殺しようぜ!(。・∀・)bグッ (2019年3月28日 23時) (レス) id: 96b1c577ba (このIDを非表示/違反報告)
りっちー(プロフ) - 豆腐ットゥさん» 応援してます!頑張って下さい! (2018年6月27日 6時) (携帯から) (レス) id: ee27b93d84 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐ットゥ(プロフ) - りっちーさん(*´∀人)ありがとうございます♪口調がイマイチ掴めてないので頑張りたいと思います! (2018年6月26日 20時) (レス) id: c04fcf7d4e (このIDを非表示/違反報告)
りっちー(プロフ) - 完結おめでとうございます! (2018年6月26日 20時) (携帯から) (レス) id: ee27b93d84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:豆腐っトゥ | 作成日時:2018年6月17日 0時

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