第10話 ページ11
気づいたら朝だった。
よく寝たな〜と背伸びする
窓を開けてみるといい天気
こんな日は外を歩きたいなぁ…なんて思いながら服に着替えた。
はぁ…やっぱりこの屋敷の構図を全て知って逃げ道を探すのは無理だな
やっぱり隙をみて逃げるしかないのかな
コンコン
センラ「A〜?起きてます?」
どうやらセンラさんだ
ガチャ
A「おはようございます。よく眠れましたよ」
センラ「ちょ、今日から僕とまーしぃこの屋敷離れるんで掃除とか頼みたいんですけど」
A「屋敷を離れる?」
センラ「3日はいないと思います。いつも掃除は僕がやってましたんで」
てことは3日間はうらたさんと坂田さんしかいない。
つまり逃げ出せる大チャンスなわけだ!
A「わかりました!掃除なら一人暮らししていたことがあるんで大丈夫ですよ!」
センラ「ほな、任せますね。あ、時間も時間なんでそろそろ行きますね」
そう言うとセンラさんは出て行った
一階に行くと坂田さんは朝ご飯を食べていた
そういえば、坂田さんに血を吸われてたことあるけど坂田さんは怖いと思わないんだよなぁ。
うらたさんはどこかな?
まだ寝てるのかな
私は玄関に向かった
A「逃げるなら今しかない」
そういって玄関の扉を開けた
広い庭を走り門から出た
そこは私の知らない町だった
ここは何県なんだ!
しばらく歩いてたら私の一人暮らしをしているマンションらしきものが見えた
でもあいにく鍵を今もっていない
大家さんに頼もう
A「あの〜すみません。私ここに住んでいる月島Aと言うんですけど鍵を落としちゃって合鍵ってありませんか?」
大家「ちょっと待っててね。えっと月島さんの鍵は……あ、あった。これかい?」
A「ありがとうございます!」
鍵を持って部屋の階まで階段ダッシュ
エスカレーターより走りたい気分だったからね
鍵をあけ
A「ただいま!」
部屋に異常はなかった
あれ、そういえば私の猫ちゃんは?
いないなぁ
取り敢えず、お母さんに会いに行こう!
久しぶりに会うんだよなぁ
と好きな歌を口ずさみながらお母さんの家に向かった
これから絶望という世界に叩き落とされるとは知らずに……
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ぱらら(プロフ) - コメント欄失礼します!嘘っていう漢字がちくわに見えました←それを言いたかっただけです!失礼しました! (2022年7月28日 8時) (レス) @page29 id: 528bfd8f20 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - よっし!吸血鬼から逃げる為に全力で自殺しようぜ!(。・∀・)bグッ (2019年3月28日 23時) (レス) id: 96b1c577ba (このIDを非表示/違反報告)
りっちー(プロフ) - 豆腐ットゥさん» 応援してます!頑張って下さい! (2018年6月27日 6時) (携帯から) (レス) id: ee27b93d84 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐ットゥ(プロフ) - りっちーさん(*´∀人)ありがとうございます♪口調がイマイチ掴めてないので頑張りたいと思います! (2018年6月26日 20時) (レス) id: c04fcf7d4e (このIDを非表示/違反報告)
りっちー(プロフ) - 完結おめでとうございます! (2018年6月26日 20時) (携帯から) (レス) id: ee27b93d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆腐っトゥ | 作成日時:2018年6月17日 0時