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ローションとボディソープを使い丁寧に泡を作る。泡を立てているこの時間は完全に無の感情。わたし今どんな顔してるんだろう？この顔見られたら終わりだなぁなんてどうでもいい事を考える。
「いつも思うけどそれ、すごいよね」
「あわあわ？」
「うん、俺はただのボディソープでお客さん洗うだけだよ」
「ジェノくん、あわあわ好きでしょ？」
「Aちゃんが作ってくれるあわあわが好き」
「なにそれ、かわいい」
なんて雑談をしながら、なんだかんだ丁寧に作った泡を掬って洗体開始。肩から腕、自分の身体を使って包み込むと熱っぽくなるジェノくんの表情と太ももに感じる大きくなった熱。
「早く触りなよ、焦らさないで」
「どこを触ってほしいの？ちゃんとお願いしてみて？」
「Aちゃん、いじわるだ」
「いじわるされたくて来てるのに生意気だね？」
「もう待てないんだけど？」
「え〜、もうちょっとだけ遊ぼ？やだ…？」
ジェノくんは今日もかわいい。
「今日もたくさん癒やしてね、Aちゃん」
「ふふ、今日もいっぱい出そうね。ジェノくん」
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作者名：豆腐 | 作成日時：2023年6月5日 22時
