背中(谷川) 『Haltusakuさんリク』 ページ49
『やっ…やめてください！』
商店街の近くの路地裏で、2人組のチンピラに絡まれた。
男１ 「いいじゃん、、なぁ」
男２ 「なら、、無理やりにでも…」
そう言って、振り上げられた拳を見て、目を瞑る。
これからくるであろう痛みを覚悟する。
？ 「うおぉぉぉらっ」
誰かに突然腕を掴まれて、走り出す。
背は大きくないけど、青い学ランの広い背中。
すこし走って二人で立ち止まる。
？ 「すみません…俺、あんま強くないんで、隙をついて逃げる事しかできなくて」
そういって、額の汗をぬぐうその人。
やさしい笑顔に、柔らかい声。
『ありがとうございますっ！…あ、えっと、お礼は…』
？ 「気にしないでください！、、あ、じゃあこれで！気を付けて！！」
そういって、走り出す男。
青い学ランが風になびく。
背は小さくても、その背中はなぜかとても大きく感じた。
次会ったときは、名前、聞こう。
＊ ＊ ＊
帰り道、今朝見た学ランの人が二人いた。
そのうちの一人は、今朝の男だった。
？ 「あぁ、麗しき女性がいらっしゃるではないか！」
？ 「今井さん、引かれてますよ！」
あ、ちょっと引いたのばれちゃった？笑
『あの、今朝の方ですよね？』
？ 「あぁ、、はい」
その人は少し、照れくさそうに笑った。
今井 「おいお前、いつのまにそんな美しい方と知り合ってんのかぁぁぁ！」
この人うるさいけど面白いな笑
『…えっと、、お名前は？』
？ 「あ、、えっと、谷川安夫っす。あなたは？」
『え、、、あ…Aです！今朝は本当に助かりました』
谷川 「いえいえ、全然。大丈夫っすよ」
今井 「谷川ぁぁぁぁ」
谷川 「今井さんちょっと先帰ってて下さい」
今井 「えええええええっ」
『じゃあ、はい、先行っててください』
ノリにのってみる笑
今井 「Aさんまでぇぇぇ」
渋々今井さんは帰って行った。
谷川 「ノリ、いいね笑…Aって呼んでもいい？」
『うん！私も安夫ってよんでいい？』
谷川 「…おう」
なんとなく、恥ずかしい雰囲気が流れた気がした。
谷川 「今朝みたいに、危ない目に遭わないように気をつけろよ？それじゃあな」
私の頭をぽんっと優しく撫でてから、安夫は走って行った。
安夫になでられた頭が熱を帯びるのを感じながら、
私はしばらく彼の背中を見つめていた。
〜〜〜
リクエストでした！
次のリクエストから�い諒�で書きます
めまです→←サプライズ��(紅野) 『ゆっきーまうすさんリク』
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めま(プロフ) - ひーちゃんさん» そう言ってもらえてよかったです！またお願いします (2019年1月8日 21時) (
レス) id: a560e197f6 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - リクエストありがとうございました！！すごく素敵でした！！ (2019年1月8日 0時) (レス) id: 3f4ccbd374 (このIDを非表示/違反報告)
めま(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» わかりました！その設定面白そうではやく書きたくなりました笑リクエストいつもありがとうございます (2019年1月7日 21時) (レス) id: ac085443f8 (このIDを非表示/違反報告)
めま(プロフ) - ゆっきーまうすさん» 喜んでいただけてよかったです！またお願いしますr(≧ω≦*) (2019年1月7日 21時) (レス) id: ac085443f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーまうす(プロフ) - あ”あ”あ”あ”！最高でしたあああ！！！ありがとうございましたあ！！！ (2019年1月7日 20時) (レス) id: c77659ad60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めま | 作成日時：2018年12月24日 17時
