守る��(伊藤) 『ひーちゃんさんリク』 ページ34
伊藤side
三橋と、椋木先生の野暮用をすませると、帰り道を歩く。
商店街の外れで怪我した佐川を見つけた。
伊藤 「佐川！？」
佐川 「あっ…伊藤さん、三橋さん…理子さんが、チンピラに…」
三橋 「理子が…？」
佐川 「はい…あと、チンピラが言うには、、Aさんも…あっちの廃学校に」
俺と三橋は顔を見合わせて、頷く。
そして、走り出す。
廃学校は広い部屋も少なく、物音がしたので、すぐにその場所に辿り着いた。
Aは拘束されていて、しかも男にセーラー服のリボンを解かれていた。
伊藤 「おい、」
Aは少し潤んだ瞳でこちらを見る。
すると、彼女は立ち上がった。
Aside
伊藤…くん。
その少し後ろには三橋くんもいた。
だめだ、このまま二人に戦わせたら、また開久のときみたいに大怪我してしまう。
私は立ち上がって、叫ぶ。
『来ないで、、三橋くんは、ロッカーにいる理子を助けて、すぐ帰って』
リーダーの男は驚いた後、笑った
リーダー 「物分かりのイイ子だねぇ〜、だってよ、伊藤クン」
伊藤くんは怒っていた。
三橋くんは動かなかった。
なんで…？
早く、理子を助けて帰ってよ
『伊藤くん、ありがとう。来てくれて。…でも、もういいから、これ以上迷惑はかけないから』
女だからって迷惑ばっかりかけてるんだもん
もう、足手まといでしょ？
だから、さ、
『大好きだよ、伊藤くんを守りたいの…だから、ごめん』
私はそう言って、リーダーの男の前に座る。
リーダー 「くくっ…伊藤には勿体ないくらい、イイ女だなぁ」
私の顎に手をかけた。
かちゃんという音がして、三橋くんは理子のいる、ロッカーを開けた。
リーダーの男が近づいてくる。
あぁ、初めてのキスは伊藤くんが良かったのにな
あと、1cmで触れる、そう思った時だった。
その男が吹っ飛んだ。
伊藤 「俺はな、てめぇらみたいに、ひん曲がった奴が大っ嫌いなんだよ！！」
伊藤くんと三橋くんは男たちを殴り始める。
理子は端っこの安全な場所に運ばれたみたいだ
すぐに、男たちは逃げていった。
三橋くんは、理子をお姫様抱っこしながら外へ出て行った。
伊藤くんと私が二人きりでいた。
伊藤くんは、怒っている。
多分、かなり。
私が、恐る恐る顔を上げると、やっぱり、、、
怒っているような顔をしていた。
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めま(プロフ) - ひーちゃんさん» そう言ってもらえてよかったです！またお願いします (2019年1月8日 21時) (
レス) id: a560e197f6 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - リクエストありがとうございました！！すごく素敵でした！！ (2019年1月8日 0時) (レス) id: 3f4ccbd374 (このIDを非表示/違反報告)
めま(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» わかりました！その設定面白そうではやく書きたくなりました笑リクエストいつもありがとうございます (2019年1月7日 21時) (レス) id: ac085443f8 (このIDを非表示/違反報告)
めま(プロフ) - ゆっきーまうすさん» 喜んでいただけてよかったです！またお願いしますr(≧ω≦*) (2019年1月7日 21時) (レス) id: ac085443f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーまうす(プロフ) - あ”あ”あ”あ”！最高でしたあああ！！！ありがとうございましたあ！！！ (2019年1月7日 20時) (レス) id: c77659ad60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めま | 作成日時：2018年12月24日 17時
