可愛い子ちゃん��(紅野) 『奈桜さんリク』 ページ31
『えっと…前回？千葉にきてた時に知り合って…それで』
富夫くんは私の指に自分の指を絡ませた。
紅野 「てことで、今からデートするんで。ばいばーい」
私の手を引き、走りだす。
後ろで伊藤くんと三橋くんが何かを叫んでいる。
でも、富夫くんの背中が、横顔が、愛しくて。
そんなの気にしなかった。
紅野 「はぁ…うるさかったね笑笑」
『うん笑、いい人たちだけどね〜』
富夫くんとベンチに座る。
紅野 「…Aちゃんって軟高で一番可愛いんだね」
『え！？いや…そんなことないよ！？』
紅野 「軟高の子に道を聞いたとき、Aのこと聞いたら、「軟高No,1の可愛子ちゃん」って言ってたよ？」
…あぁ、もう…
『たまたまだよ…文化祭でそうなっただけ』
紅野 「まぁ、俺のもんってことは変わんないからいいけど」
大人な感じが、安心する。
『ふふっ…今日、みんなに彼氏いるってバラした笑』
紅野 「あれ、言ったんだ笑」
『うん笑、隠してるつもりはなかったんだけどね。だってこんなに素敵な人だって紹介したいくらいだし』
私がそう言うと、富夫くんは顔を隠す。
紅野 「あー、なんでそういうこと簡単に言っちゃうの？…照れるじゃん」
『…富夫くんは、時々かっこいいのに、時々かわいいよね』
紅野 「Aはいつも可愛いよ…」
私のほっぺを撫でて、そう言った。
その目が、大人っぽくて、真剣で、胸がきゅんいった気がした。
『富夫くん…会いたかったよ、ずっと』
紅野 「俺も、会いたくてしょうがなかった』
そう言って、自然に引かれ合う。
重なる唇。
富夫くんは、私をぐっと引き寄せる。
紅野 「愛してる。誰よりも」
耳元で言われたその言葉に、反応しないわけなくて。
『…私も、富夫くんのこと愛してるよ』
優しく抱きしめられて、愛しさが増す。
今日、富夫くんは帰ったしまう。
ずっと、このままでいたい。
『離れたくない…』
紅野 「俺も、ずっと一緒にいたいよ」
ドキドキと、どちらかわからない鼓動が響く。
紅野 「高校卒業したら、大学、東京来てよ。」
富夫くんの未来を見据えた言葉。
『うん、勉強頑張って、そうする。富夫くんのとこ、いく』
紅野 「Aなら大丈夫、いけるよ」
別れ際、私たちはもう一度、唇を重ねた。
最後、電車のホームで富夫くんは私に言った。
紅野 「また会いに来るから。…大好きだよ」
〜〜〜〜
もう少しで新年です！！
もう一度(紅野) 『ゆっきーまうすさんリク』→←可愛い子ちゃん��(紅野) 『奈桜さんリク』
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めま(プロフ) - ひーちゃんさん» そう言ってもらえてよかったです！またお願いします (2019年1月8日 21時) (
レス) id: a560e197f6 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - リクエストありがとうございました！！すごく素敵でした！！ (2019年1月8日 0時) (レス) id: 3f4ccbd374 (このIDを非表示/違反報告)
めま(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» わかりました！その設定面白そうではやく書きたくなりました笑リクエストいつもありがとうございます (2019年1月7日 21時) (レス) id: ac085443f8 (このIDを非表示/違反報告)
めま(プロフ) - ゆっきーまうすさん» 喜んでいただけてよかったです！またお願いしますr(≧ω≦*) (2019年1月7日 21時) (レス) id: ac085443f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーまうす(プロフ) - あ”あ”あ”あ”！最高でしたあああ！！！ありがとうございましたあ！！！ (2019年1月7日 20時) (レス) id: c77659ad60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めま | 作成日時：2018年12月24日 17時
