第八十七章 ・それぞれの目的へ・ ページ45
その後すぐさま激戦の中の拓磨とアインの元へ駆け付ける。
アリア「聖女の名において命を下す。アイン、今すぐ戦いをやめよ」
拓磨「な…！？」
アイン「………」
だがアインは眉ひとつ動かさず、返答どころか反応すらしない。
アリア「どうしたアイン、なぜ命令を聞かい！？」
A「まさかあいつ…」
ズオッ…
A&アリア「！！」
アインがこちらへ向けて拳を構えて…。
拓磨「危ねえ！！」
ドゴンッ！！
拓磨と技が相殺(ｿｳｻｲ)されると同時に、岩陰へ隠れた。
アリア「くそっドライのやつ…。私の手下にまで操っているのか」
A「ててその術って解けないのか？」
アリア「神の力を用いれば不可能はない。…だが時間はかかるだろう」
拓磨「…あのよ、二人だけで喋ってて俺全く話についていけねぇんだけど。つーかなんで仲良くしてんだてめーら」
アリア「なっ、仲良くなどない！」
A&拓磨「そこで張り合うな。そこで」
大まかな所のみ素早く説明した。
拓磨「成程な。要するにこいつ倒してからドライを倒せば済む話だな」
A「お前絶対理解してないだろ」
拓磨「出来てるわ！ …でも考えればそっちの方が時間は少なくできるはずだぞ」
確かに…直に本人を倒そうとしても奴のことだ。操っているアイン達を盾にするに違いない。
わずかに考えてから言う。
A「…分かった。私は先にドライのいる鬼斬丸の封印へ行く。お前等はここへ残って」
アリア「何…！？ シビルおまえは一人で行くつもりか！？」
アリアは驚いているが拓磨は意外にも驚かずいつもの顔をしていた。
拓磨「…要するに。ここで早く俺達がアインを倒してから来いってことだな？」
A「何だ、今のは理解が早かったね」
お互い少し笑ってから。
拓磨「よし…そろそろヤバそうだな。おいアリア、俺が援護するからアイツの目を覚ましてやってくれ」
アリア「分かっている。…気を付けろよシビル」
A「大丈夫。来てくれるって信じてるから」
言葉を交わしてから、それぞれ背を向けて走り出した。
続く
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睦月 雪(プロフ) - 続編おめでとうございます！とても好みの作品です！読んでいて飽きないし面白いです。更新がんばってください！楽しみにしてます(*^^*) (2016年7月5日 10時) (
レス) id: 3701746fb2 (このIDを非表示/違反報告)
可愛いものとロリショタ好きな色々危ない甘党女子高生 - いやぁ、楽しみです！更新頑張って下さい！(アリア…ツンデレかな？) (2015年8月1日 23時) (レス) id: 8e4538ac73 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン(プロフ) - 続きめっちゃ気になります！頑張ってください( *´艸｀) (2014年8月9日 3時) (レス) id: 6b26f8502c (このIDを非表示/違反報告)
いちご - この小説とても好きです！続きが楽しみです！ (2014年6月19日 23時) (レス) id: 90a9777227 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 続き楽しみにしてます。がんばってください。私も何か作品作ろっかな〜 (2013年8月12日 16時) (レス) id: 724a281d4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮水 | 作者ホームページ：http://yaplog.jp/roconails/
作成日時：2012年5月6日 23時
