検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:37,187 hit

第八十二話 ・確認・ ページ40

《遼side》

それから俺とAは別々に帰り、単独で小道を歩いていた。

さっきの会話を思い出しながら呟く。


遼「…やっぱり勘違いか?」











あの時を思い返す。

文化祭の帰りにすれ違った【あの男】。


Aと似た霊力を感じさせた―――――…。











これが親族の場合ならまだ分かる。

親子同士で性格や体質が似るのと同じようにに、霊力だって似るもんだ。

遼「(だがあいつの両親は、海外で単身赴任…)」

本人からの話だ。間違いねえ。

Aの両親がこんな村に突然現れるわけがない。

時間だってかなりかかるはずだ。








だったら【あの男】は誰なんだ?

Aの親父でも親戚でもないなら、一体何者なんだ?








遼「…ちっ。考えすぎだな」

自分らしくない疑問にすぐに思考を止めた。


よくよく考えれば、俺自身が霊力探知みてーなことが得意なわけでもない。

間違ってる可能性だってある。

それに例え似ていたからって、親族であるって断定出来るわけでもないんだ。

どっちにしろ確証なんてモンは存在しない。

遼「変なヤツだったが、あのロゴスみてぇに狂暴な力は感じなかったしな。…思い違い、か」

そう結論する。

それ以上追及しても何も出てこねえし。








遼「…つーかあの野郎。沢村って家と逆方向に進んでったよな。結局たどり着いたのか…?」

今度は別の疑問を浮かべながら俺は歩いた。

第八十三話 ・時の訪れ・→←第八十一話 ・恐怖の料理・


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーキャラ

鬼崎 拓磨


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
56人がお気に入り
設定タグ:緋色の欠片 , 蓮水 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

睦月 雪(プロフ) - 続編おめでとうございます!とても好みの作品です!読んでいて飽きないし面白いです。更新がんばってください!楽しみにしてます(*^^*) (2016年7月5日 10時) (レス) id: 3701746fb2 (このIDを非表示/違反報告)
可愛いものとロリショタ好きな色々危ない甘党女子高生 - いやぁ、楽しみです!更新頑張って下さい!(アリア…ツンデレかな?) (2015年8月1日 23時) (レス) id: 8e4538ac73 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン(プロフ) - 続きめっちゃ気になります!頑張ってください( *´艸`) (2014年8月9日 3時) (レス) id: 6b26f8502c (このIDを非表示/違反報告)
いちご - この小説とても好きです!続きが楽しみです! (2014年6月19日 23時) (レス) id: 90a9777227 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 続き楽しみにしてます。がんばってください。私も何か作品作ろっかな〜 (2013年8月12日 16時) (レス) id: 724a281d4b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蓮水 | 作者ホームページ:http://yaplog.jp/roconails/  
作成日時:2012年5月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。