第八十二話 ・確認・ ページ40
《遼side》
それから俺とAは別々に帰り、単独で小道を歩いていた。
さっきの会話を思い出しながら呟く。
遼「…やっぱり勘違いか?」
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あの時を思い返す。
文化祭の帰りにすれ違った【あの男】。
Aと似た霊力を感じさせた―――――…。
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これが親族の場合ならまだ分かる。
親子同士で性格や体質が似るのと同じようにに、霊力だって似るもんだ。
遼「(だがあいつの両親は、海外で単身赴任…)」
本人からの話だ。間違いねえ。
Aの両親がこんな村に突然現れるわけがない。
時間だってかなりかかるはずだ。
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だったら【あの男】は誰なんだ?
Aの親父でも親戚でもないなら、一体何者なんだ?
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遼「…ちっ。考えすぎだな」
自分らしくない疑問にすぐに思考を止めた。
よくよく考えれば、俺自身が霊力探知みてーなことが得意なわけでもない。
間違ってる可能性だってある。
それに例え似ていたからって、親族であるって断定出来るわけでもないんだ。
どっちにしろ確証なんてモンは存在しない。
遼「変なヤツだったが、あのロゴスみてぇに狂暴な力は感じなかったしな。…思い違い、か」
そう結論する。
それ以上追及しても何も出てこねえし。
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遼「…つーかあの野郎。沢村って家と逆方向に進んでったよな。結局たどり着いたのか…?」
今度は別の疑問を浮かべながら俺は歩いた。
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睦月 雪(プロフ) - 続編おめでとうございます!とても好みの作品です!読んでいて飽きないし面白いです。更新がんばってください!楽しみにしてます(*^^*) (2016年7月5日 10時) (レス) id: 3701746fb2 (このIDを非表示/違反報告)
可愛いものとロリショタ好きな色々危ない甘党女子高生 - いやぁ、楽しみです!更新頑張って下さい!(アリア…ツンデレかな?) (2015年8月1日 23時) (レス) id: 8e4538ac73 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン(プロフ) - 続きめっちゃ気になります!頑張ってください( *´艸`) (2014年8月9日 3時) (レス) id: 6b26f8502c (このIDを非表示/違反報告)
いちご - この小説とても好きです!続きが楽しみです! (2014年6月19日 23時) (レス) id: 90a9777227 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 続き楽しみにしてます。がんばってください。私も何か作品作ろっかな〜 (2013年8月12日 16時) (レス) id: 724a281d4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮水 | 作者ホームページ:http://yaplog.jp/roconails/
作成日時:2012年5月6日 23時