第五十六話 ・刺客襲来・ ページ11
続いてザッと大人の4人が現れた。
一人は長髪で三つ編みの大男。
一人は死人の様な顔をした短髪の青年。
一人は背の少し低い老人。
一人は妖艶な姿の女性。
そしてその中には…。
真弘「おい! おまえら何者ンだ!!」
先に真弘先輩が挑発的に叫ぶ。
?「私のロゴスのアリア・ローゼンブルグ。後ろの四人はアイン、ツヴァイ、ドライ、フィーア。…おまえが玉依姫だな、シビル」
シビル…。
多分、ギリシャのcibyl(シュビラ)…即(スナワ)ち巫女と呼んでいるのだろう。
A「そうだよ。お前等は一体何をしに来たの?」
アリア「目的はただひとつ。アーティファクト…鬼斬丸の引き渡しと解放だ」
鬼斬丸、と聞いて守護者達は更に殺気立てる。
拓磨「…はっ。ガキのくせに、それまた困ることしてくれるな」
祐一「初対面のやつに、そう簡単には渡せない。それは礼儀だろう。」
卓「しかも解放、となれば尚更ですね」
アリア「つまりは渡す気はない、と?」
A「断言するとそうなるかな」
アリア「そうか、ならば…。力づくで奪うだけだな」
拓磨「言ってくれる…」
拓磨が一歩前に踏み出す、が。
バッと私は腕で制する。
拓磨「A…?」
A「まだあの子に敵意は感じない。無闇に手を出さないで」
アリア「懸命な判断だ。私も今日は戦うつもりはない」
A「今日[は]なんだ…。だったら今回は手を引いてくれるんだね」
アリア「今日は確認をしに来ただけだ。ただし、次は話だけでは済まないぞ」
慎司「また来るんですか?」
アリア「言っただろう目的があると。…次の日が戦うときだ。それまで力を蓄えておくんだな」
A「…それはどうも」
アリア「用は済んだ。行くぞ」
アリアは4人を引き連れて、暗闇に消えて行った。
拓磨「…なんだか大変なことになっちまったな」
卓「そうですね。後ろに控えていた4人には、かなりの力量が感じられましたし…」
真弘「へっ。そんなやつら、俺達がすぐに倒してやるよ!」
祐一「そうだな」
慎司「皆で、頑張りましょう」
A「―――――ああ…」
気付いた時には、空に星が浮かび上がっていた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーキャラ
鬼崎 拓磨
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睦月 雪(プロフ) - 続編おめでとうございます!とても好みの作品です!読んでいて飽きないし面白いです。更新がんばってください!楽しみにしてます(*^^*) (2016年7月5日 10時) (レス) id: 3701746fb2 (このIDを非表示/違反報告)
可愛いものとロリショタ好きな色々危ない甘党女子高生 - いやぁ、楽しみです!更新頑張って下さい!(アリア…ツンデレかな?) (2015年8月1日 23時) (レス) id: 8e4538ac73 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン(プロフ) - 続きめっちゃ気になります!頑張ってください( *´艸`) (2014年8月9日 3時) (レス) id: 6b26f8502c (このIDを非表示/違反報告)
いちご - この小説とても好きです!続きが楽しみです! (2014年6月19日 23時) (レス) id: 90a9777227 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 続き楽しみにしてます。がんばってください。私も何か作品作ろっかな〜 (2013年8月12日 16時) (レス) id: 724a281d4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮水 | 作者ホームページ:http://yaplog.jp/roconails/
作成日時:2012年5月6日 23時