67話:噂の ページ28
『うぅー…本当に嫌です』
買い物を終え車を駐車場に停めても
まだ、納得出来ない。
文句をたれている私より先に
車を降りたのは福山さんだった。
「お前、往生際が悪いぞ」
「Aちゃんのお家で飲むの好き〜」
ルンルンで車を降り、
先に出た福山さんを神谷さんが追いかける。
「あの2人、よく来るの？」
2人を見つめる遊佐さんは
助手席のドアをあけて私を待っていた。
『好き勝手に来ますよ』
そんな頻繁には来ないですけど
と、言いながら車を降りた後ドアを
閉めようとした時
ドン
遊佐さんの手でドアが閉められた。
かなり、顔が違い。
こ、これが噂の壁ドンってやつなのか…？
手はドアにつくような形で
遊佐さんの顔は、街灯を背に影が掛かっている。
「あんまり簡単に異性を
家に上げるのは感心しないなぁ」
遊佐さんの顔があまり見えない。
と、いうより見れない。
『遊佐さんも、これから上がるんですよね？』
「もちろん」
私の問いに即答する遊佐さん。
私は、平然とした顔で
遊佐さんの元から抜け出した。
『そういうことする人は、家に上げませんよ』
私は、遊佐さんを置いて進むのだが
遊佐さんはクスクス笑っている。
「そんな、耳まで赤くしてる子に
言われてもねぇ〜」
言われてとっさに耳を触ると
確かにあつい
「Aちゃ〜ん！鍵〜！！」
マンションの2階から呼びかけてくる
神谷さんの声を聞き
私は遊佐さんから逃げるように
小走りで自宅へ向かった。
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縦の糸(プロフ) - 白雪様:ありがとうございます！もー！！本当にとってもとっても嬉しいです！！！遊佐さん、石田さんかっこいいですよね私も大好きです！コメントありがとうございました！頑張っていきます！ (2020年8月2日 0時) (
レス) id: 1b6e254182 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 好きです！！何が好きかと言われると全部ってなっちゃうんですけど全て好きです！！文章もとても好みな書き方(？)です！私も遊佐さんや石田さんの声本当に大好きなので、これからも無理のないように更新頑張ってください！ (2020年8月1日 3時) (レス) id: 8741436f3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：縦の糸 | 作成日時：2020年7月30日 1時
