61話:この着信嫌な予感 ページ22
遊佐さんにいじめられてる最中
私の携帯が鳴った。
電話だ。
誰からの電話か確認すると
本能がこの電話に出るなといった。
「電話？携帯なってるよ」
『あー…大丈夫です』
だが、その電話は
切れては、鳴り
切れては、鳴りを繰り返した。
「こっちは、気にしなくて良いから
出てあげな？」
先輩の車で、電話に出るのもひけるが
その前にこの電話に出たくない
良いから良いからという遊佐さんに言われて
嫌々電話に出た。
【おい！出るのおせーよ！】
この感じやっぱり酔ってるな
『福山さん、すみません
お疲れ様です』
遊佐さんが、潤？と言うので
コクコクと頷く。
収録終わりに
飲みに誘ってきたから
今、きっと神谷さんとかと飲んでるな…
【今、お前の家の近くで飲んでるから来いよ】
電話の遠くから
神谷さんの声で、Aちゃ〜んときこえる。
『今日は、お断りしたじゃないですか』
【はぁ〜？先輩が呼んでるんだから来いよ】
この人相当飲んでるな…
『また、付き合いますから。ね？』
【え〜、Aちゃんに、来て欲しいな〜】
ちゃん付けの上に
いつもより甘い声
これが始まると、とにかく長い
悪い時だと私が行きますと言うまで終わらない。
遊佐さんが、切っちゃいなよと
小さい声で言うが
先輩なのでと渋っていると
「Aちゃん、それスピーカーに出来る？」
運転している遊佐さんが
私に喋りかける。
『え？』
私が、ボケッとしていると
タイミング良く赤信号で止まった車。
私の手からヒョイッと携帯を奪うった後、
遊佐さんは素早くスピーカーにする。
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縦の糸(プロフ) - 白雪様:ありがとうございます！もー！！本当にとってもとっても嬉しいです！！！遊佐さん、石田さんかっこいいですよね私も大好きです！コメントありがとうございました！頑張っていきます！ (2020年8月2日 0時) (
レス) id: 1b6e254182 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 好きです！！何が好きかと言われると全部ってなっちゃうんですけど全て好きです！！文章もとても好みな書き方(？)です！私も遊佐さんや石田さんの声本当に大好きなので、これからも無理のないように更新頑張ってください！ (2020年8月1日 3時) (レス) id: 8741436f3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：縦の糸 | 作成日時：2020年7月30日 1時
