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その瞬間 舌打ちをしながら去っていった男たち。
「っ、壱馬っ。」
壱馬 「…心配させんな。」
顔を見なくても分かる 彼の姿に
ひどく安心して 涙が出そうになった。
「なんで…」
壱馬 「近くまで来てるって言うから、迎えに行こうと思って…そしたら絡まれてたから。
…何もされてない？」
「っ、大丈夫…」
壱馬 「…ほんま、よかった…。」
キャップを深く被り マスクをしながらも
ほっとした表情をした壱馬。
壱馬 「…落ち着くまで、一緒にいるから。」
まだ震えている私の手を ギュッと握って
壱馬が連れてきたのは 人通りのない路地裏。
壱馬 「ここなら、誰もいないから。」
「うん…」
壱馬 「…こうしたら、落ち着く？」
「っ、」
今度は正面からギュッと 私の頭を抱えるように
抱き締めた壱馬。
彼の体温と 男らしいけどどこか落ち着く香り
規則正しく鳴る彼の心臓の音が
私の心を和ませた。
「…壱馬の腕の中、安心する…。」
壱馬 「っ、」
「助けに来てくれた時も、顔見なくたって 壱馬だって分かったの。
すっごく、安心した。」
壱馬 「…、」
「…ありがとう。」
彼の腕の中で、小さくそう 呟いた。
壱馬 「…それは、期待してもいいん？」
暫くして 頭上から聞こえてきた彼の声。
壱馬 「…好きやで。」
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みるく。(プロフ) - ルナさん» ルナさんお返事が遅くなり申し訳ありません。完結しましたがいかがでしたか？(^ ^)また自作でもお会い出来ることを期待しております！ (2020年7月5日 23時) (
レス) id: ec07b55409 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - いつも楽しみにしています！！！更新待ってます ！！ (2020年6月27日 0時) (レス) id: a0b7532530 (このIDを非表示/違反報告)
みるく。(プロフ) - かなさん» 今気が付き訂正しました。違反したつもりはなかったのですが、不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。以後このようなことが無いように気をつけます。 (2020年6月26日 14時) (レス) id: ec07b55409 (このIDを非表示/違反報告)
みるく。(プロフ) - 通りすがりの人さん» 今気が付きました。ご指摘ありがとうございます(> <) (2020年6月26日 14時) (レス) id: ec07b55409 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの人 - オリタグ外し忘れてますよ (2020年6月26日 3時) (レス) id: 497d72072e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく。 | 作成日時：2020年6月26日 1時
