俺まさかお説教した? ページ43
「いただきまーふ!」
寮に着いた時はド緊張していたAだがババロアが出てきた瞬間にそれも吹き飛び、いただきますを言い終わる前に口に入れるくらいには警戒心を解いていた。
「う、うまぁ〜…」
リドル「Aはババロアが好きなのかい?」
「んー?リドルくんには関係ないよ」
リドル「なっ…」
トレイ「おい、そんないじめてやるな」
「だってリドルくん俺に関係無いんでしょー」
リドル「そ、そんなこと!」
「俺はリドルくんと関係有りたいけど、リドルくんが関係ないって言うからさーぁ」
トレイ「だとよ、リドル」
リドル「言いたいことがあるならハッキリとお言い!」
「おー、言ってやるよ。関係ねぇ、関係ねぇ言ってるけどな、最近毎日のように図書室で一緒に勉強して、明日の小テストなんかの為に俺専用のテスト作ってくるあたりめちゃくちゃ俺の事気にしてくれてんじゃん」
リドル「それは友人として当たり前だろう?」
「へぇ〜。友達なのに関係ないのね。リドルくんにとっての友達ってそんなもんかよ。俺は友達として素を見せたし興味持ってほしいけどな。気になったことがあるなら聞いて欲しいし気になったことがあったら聞くよ。リドルくんこそ、言いたいことがあるなら言えよ」
リドル「聞いたのに、答えなかったのは、そっちだろ…」
そう拗ねたようにボソッとつぶやくリドル。
「トレイ先輩…」
トレイ「俺は何も言わんぞ」
「ふふふ、俺ね、ババロア好きなんだよねぇ。柔らかいのが基本好きなのよ〜。リドルくんは何が好き?つーか他には?ねぇねぇ、他には?」
リドル「う、うるさいよA。僕はいちごタルトが好き。他には…そういえば、トレイと知り合いだったのかい?」
「え、あー、全然知らない人」
トレイ「もう作ってやらんぞ」
「今日の昼知り合った!めちゃくちゃいい人でびっくり〜!スイーツもうめぇし!いやー!もうあって1日も経ってないけど大好き!」
リドル「ふふっ、必死だね。そんなにトレイのスイーツが気に入ったのなら今度何でもない日のパーティーに来るかい?」
「あー、ハーツが定期的にやってるやつね。んー、アウェイ感苦手だしやめとくよ」
トレイ「そうか。それは残念だが、またこうして小さなお茶会でも開けばいいさ」
リドル「それがいい。あと、昨日フロイドに連れていかれたけど大丈夫だったのかい?」
「え?んー、結果オーライって感じかなぁ」
そう言ってまた無意識にジャケットを内側に引っ張る。
リドル「それ、無意識かい?」
ちな同じ部活の人って金髪おかっぱですか?→←怖いしかないが?
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ムム - すきぴっ!!面白すぎましたけど!!??なんでぇぇこんなにおもろいのぉ? (2021年4月18日 12時) (レス) id: ec0741b59c (このIDを非表示/違反報告)
桜餠 - しゅき...((殴 グフォ ってぐらい好きです← 更新頑張ってください! (2020年10月4日 12時) (レス) id: facf867a60 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - TO☆TO☆I わ、わぁあ...??!!!?好、好こぉ...更新無理せず頑張ってください!! (2020年9月28日 17時) (レス) id: 4620368618 (このIDを非表示/違反報告)
ネロ - so☆re☆na マジ尊い神様有り難う!!!! (2020年9月21日 17時) (レス) id: 9f79b2df28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:manamusume0329 | 作成日時:2020年9月14日 23時