【twst】転生モブではない腐男子がモテるとか、そうはならないでしょ。【男主】

なっかなっおり〜！へい！ ページ29

「フロイドのバカ！！まっっじで怖かったんぞ！！！なんでフロイドが怒ってんのかわかんねぇし！！俺なんで泣いてんのかわかんねぇし…！なんで謝ってんのかもわかんねぇし！！鎖骨痛てぇしよ！！なにしてんのマジで！！バカ！！バーーーカ！！！」


そう言うとAはフロイドを抱きしめた。


「なんでフロイドなんか抱き締めてるのかもわかんねぇし…なんで安心してんのかもわかんねぇし…」


フロイド「あはっ、Aの方がバカじゃん」


そう言うフロイドも、Aの早い鼓動を聞いて安心していた。


「頼むから…もうやめてよ、こうゆうの。心臓に悪いし、君ってめちゃくちゃ怖いんだからな」


フロイド「だってA、ずーっと構ってくれないんだもん。コバンザメちゃんと仲良くしてるしさ、あとあと、俺よりジェイドの方が好きなんでしょ？」


え、何この可愛い巨大生物…俺の脳じゃ処理しきれないのだが？え、あの、頭撫でていっすか？いいよな？俺めちゃくちゃ怖かったもんな！


「何言ってんのお前まじで。フロイドくんがキレてから近づかなかったんですぅー。つーか俺の方がフロイドくんに嫌われたかと思ってたし。ラギーくんいいやつだし良いでしょ別に！あと恐らくだけど！フロイドくんがキレてたせいでジェイドくんの嫌味がひどいんだからな！」


そう言ってフロイドの頭を撫でるA。


フロイド「ふふん、それは困ったねぇ〜。でももう大丈夫だね。実は俺、ジェイドと喧嘩したんだ〜」


「え？初耳なんだけど。ちなみになんで」


フロイド「んー？ジェイドがね、アズールが謝ってたし僕達も謝るべきだって。でもAが構ってくれねぇのがわりぃし…ん〜、ごめんね？」


「ふはっ、なんで謝ってんだよ」


フロイド「なんとなぁく。許してくれる？」


「どーしよっかなぁ〜。そーいやタコパ出来てねぇなぁ。材料勿体なくてアズールくんとしたけど、やっぱ皆でやりたいかもなぁ〜」


フロイド「じゃあ対価はタコパね♡」


「よし！許す〜！あ、あとラギーくんには謝っておきなよ？怖い思いさせたんだから」


フロイド「は？なんで？別にコバンザメちゃんビビってなくね？つーかAの手握ってんのがわり〜」


「いーや、結構なこと言ってたしフロイドくん。俺も謝らなきゃだし」


フロイド「なんでAが謝んの？」


「だって完全に巻き込んじゃっただけだからね。俺のこと守ってくれてたし。それで心無い言葉言われんのも心外だろ」


フロイド「…俺も謝る」


「ん〜〜！！フロイドくんいい子！！！」


そう言ってぎゅーっと抱きしめた。

こういう時間もいいですねぇ→←情緒不安定すぎでは？

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