つか俺お腹空いた… ページ16
綺麗なほほ笑みでAを見つめる3人。
異様な空気を感じつつも、理由がわからずとりあえず苦笑いを漏らすA。
「あはは、、」
ジェイド「随分とオシャレですねぇ。確か、Aさんはパンツ1枚で外に出たはずでは？」
アズール「えぇ。僕もそうだったと思います。マジカルペンもこちらに」
そうニコニコと笑うアズールの手には、Aのマジカルペンが握られていた。
フロイド「つーかさぁ、この服見たことあるよねぇ」
「そうそう！途中でクルーウェル先生に会って。それでお揃いの服を着させてくれた！」
この異様な空気の原因を知らないAは、件の原因を嬉しそうに話すのであった。
アズール「へぇ、着させてくれたんですねぇ。お優しい方だ」
ジェイド「えぇ、本当にお優しい」
フロイド「でさぁ、Aは嬉しがっちゃってんだ」
「え、名前、あ、うん、え、なに」
アズール「おや？お分かりでないのですか？」
ジェイド「それがどんな意味か」
「意味…？」
フロイド「そ、意味」
「お、おわかりでないです…」
本当に分かっていない様子を見て、3人は柔らかい笑顔になる。
アズール「とんだアホですね貴方は」
ジェイド「思っていたより鈍いお方でした」
フロイド「ねぇ〜、ヒトデちゃんってほんと鈍感」
「いやそんなことないって。そんなにじゃないって」
ジェイド「ふふっ、そんなんだからマウント取られるんですよ？」
「え？」
マ、マウント？なんのことです？服おそろいなだけじゃん？
アズール「大方、こいつは俺の物だアピールでしょうね」
フロイド「そうそう。同じ服なんて着せちゃってさぁ。せっかく制服洗ったのにねぇ」
急に柔らかくなった空気に安心し、でもオシャレでしょ？と自慢げに話すA。
アズール「Aくん、そろそろ黙った方が」
「え、なに、なんで」
フロイド「あれれぇ〜？ジェイドがいないなぁ。あ！ヒトデちゃんもジェイド探してくんね？」
そんなわざとらしいフロイドの言葉に戸惑いながら周りを見渡すと、確かにジェイドの姿はなかった。
その代わり、背中から大きな影が射していることに気がついた。
「もしかして俺、潰されるのでは？」
そう言うと、肩に手袋をした大きな手が置かれる。
ジェイド「えぇ。これから抱き潰そうかと」
「ぅぁっ」
相変わらず耳が弱いAは自分から出た変な声に思わず口を手で抑える。
フロイド「楽しそぉじゃん。俺も混ぜて？」
その手はフロイドによって退かされた。
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ムム - すきぴっ！！面白すぎましたけど！！？？なんでぇぇこんなにおもろいのぉ？ (2021年4月18日 12時) (
レス) id: ec0741b59c (このIDを非表示/違反報告)
桜餠 - しゅき...((殴 ｸﾞﾌｫ ってぐらい好きです← 更新頑張ってください！ (2020年10月4日 12時) (レス) id: facf867a60 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - TO☆TO☆I わ、わぁあ...？？！！！？好、好こぉ...更新無理せず頑張ってください！！ (2020年9月28日 17時) (レス) id: 4620368618 (このIDを非表示/違反報告)
ネロ - so☆re☆na マジ尊い神様有り難う！！！！ (2020年9月21日 17時) (レス) id: 9f79b2df28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：manamusume0329 | 作成日時：2020年9月14日 23時
