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「ほんとなら俺が行きたいし、」



「え、」



Aと俺の声が被る。



「冗談。」



「何そのタチの悪い冗談。」



「ふは。びっくりした?」



「別に。」



「井上ー!これ運んどいてくれないかー!」



学級委員の瑞稀君は嫌そうな顔をしながらノートを抱えて教室を出てく。



・・・気まずい。



瑞稀君いないだけでこうなるのかよ・・・。



「・・・ねえ。」



「な、何?」



「私は、優斗と幼馴染やめたいわけじゃないよ。」



「う、うん?」



「それだけ。」



俺がバカなせいか。Aの言ってることが全く理解できない。




少し笑みを浮かべたあと最後の1口を食べた。

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作者名:愛菜華 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2020年1月29日 0時

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