62話 ページ2
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流【素直になれんくてぶつかったり
時には人傷付けてもーたり
イライラして悲しくて訳分からん感情に襲われて
それが反抗期】
そっ、か...
貴「じゃあ、私だけじゃないの？」
流【そうやで、皆通ってきた道
俺も、他の大人も
...勿論照史くんも】
その名前を聞いて
また昨晩の事を思い出してしまった
貴「...あっくんにさ、言うタイミング逃したままボランティア始めたの」
流【ボランティア？何の？】
貴「児童養護施設」
流【ちゃんと自分の興味ある事分かってるやん
凄いなぁ】
勿論私の過去を知ってる流星くん
児童養護施設と聞いて気まずい雰囲気になるのかなって思ってたけど
返ってきたのは、予想外の答えだった
貴「昨日、施設の子が熱出しちゃって
帰るの遅くなったらあっくんに怒られた」
流【理由は？話したんやろ？】
貴「...ううん、聞いてくれなかった
あっくんに遅くなるって連絡しなかったから、遊んでたんやろって」
流【はぁ〜...ほんっま不器用やな、自分ら】
貴「だって、あっくんどうせ帰ってくるとしても遅いやろうし
私の事なんて今興味ないやろうし
...だから連絡しなかった」
流【アホやなぁ】
貴「でもあっくんだって、私の事不良少女とか言ってんで？
私が話そうとしたら、そんなしょーもない言い訳聞きたくないとか言って」
流【...どっちもどっちやな】
話してたらカッカして来て
思わず目の前のオレンジジュースを勢いよく飲んだ
流【でもさ、ちゃんと言葉にしないと
照史くんは分からんと思うで？
ただでさえ年頃の娘との接し方で悩んでんのに
ぶつかっても怒鳴ってもいいからちゃんと伝えてみ？
多分な、一気にスッキリすんで】
貴「...何かすんごい他人事」
流【だって他人事やもん】
んもぅ...
真剣に話聞いてくれてると思ったら
急に突き離すし
流【まぁ俺に言える事は、恐れずにちゃんと向き合えって事
ずっとこのままでも居れへんし
毎日モーニングセット外で食べる金ないやろ？】
じゃ、俺リハあるからもう行くわ〜って
爽やかにお店を出てった流星くん
貴「...嵐のようだ」
突然現れて心かき乱したと思えば
すぐに去って行ってしまった
...でも
流星くんに話したら
それだけで少し心が軽くなった
...気がした
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そらさん(プロフ) - _琴音_さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2016年10月17日 23時) (
レス) id: 7b72c40c9b (このIDを非表示/違反報告)
_琴音_(プロフ) - 性格悪いうえになんで紙落としていくの。ってちょっとイラッとしました。笑早く解決するのを待ってます！！更新頑張ってください。 (2016年10月6日 12時) (レス) id: 3cbc020b62 (このIDを非表示/違反報告)
そらさん(プロフ) - 7カラーさん» コメントありがとうございます!これからも是非読んでみて下さい(^^) (2016年10月3日 17時) (レス) id: 29b2992981 (このIDを非表示/違反報告)
7カラー(プロフ) - 初めまして！行きたいとこが何処なのか気になります！続き、楽しみに待ってます 頑張りゅーせー！です応援してます*^^* (2016年10月3日 15時) (レス) id: 8eaea1996e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらさん | 作成日時：2016年9月27日 3時
