20話[夜のホテル] ページ20
.
握られた手はそのままに
静まりかえる廊下を2人並んで歩く
流〔でもさ、こんな夜中に2人で廊下歩いとったら、
何か2人で抜け出したみたいでドキドキしやん？〕
そうやって私の顔覗き込んでほほえむから
...またドキドキしちゃって、何て返せばいいのか分かんないよ
.
流〔あとは1人でいける？〕
貴「うん、ほんとにありがとう」
男子は1階から3階、女子は4階から6階に部屋があるから
流星くんは3階より先には行けない訳で
でもギリギリまで送りたいからって、３階と4階の間の踊り場までついて来てくれた
貴「おやすみ、流星くん」
流〔うん、おやすみ〕
ゆっくりと離れた手と共に
流星くんは３階へと戻って行った
.
ガチャッ
朱"やーっと帰ってきたぁ〜.."
貴「あれ、朱里ちゃんまだ起きてたの？」
もう12時回ってるし、連絡もないから流石に寝てるかと...
朱"ばーか! Aがちゃんと帰って来るまで、心配で寝れる訳ねーだろ？"
朱里ちゃん...
朱"あたしが探しに行こうとしたら、流星に僕が行くからって止められるし〜..
大人しく待ってるしか無かったんだからな!?"
流星くん、私を探しにあんな所まで来てくれたんだ...
朱"さっきまで流星と一緒だったんだろ〜？
Aちゃ〜ん？そのお顔が赤いのも、流星と関係あるのかなぁ〜？ん〜？"
へ...
貴「私、顔赤い？」
朱"うん、林檎みたい
で？流星と何があったか、白状しなさいよ〜!"
貴「な、何もないってば!」
コンコン
"ちょっとー？あなた達まだ起きてるのー？
早く寝なさいよー？"
朱"やっべ...事情聴取はまぁ明日な!
とりあえず今日は寝よう"
貴「そ、そうだね...」
見回りの先生に目をつけられないように
とりあえず2人ともすぐ寝る事にした
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 711人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
絶対エースLOVE - めっっちゃおもしろいです！流星君がかっこよすぎます！これからも更新頑張ってください！ (2016年11月17日 1時) (
レス) id: 1c932a7818 (このIDを非表示/違反報告)
そらさん(プロフ) - はるちさん» ありがとうございます(^^) (2016年10月17日 23時) (レス) id: 7b72c40c9b (このIDを非表示/違反報告)
はるち - めっちゃ面白かったです♪これからも頑張れんれんo(^o^)o (2016年9月15日 16時) (レス) id: fb4b4f2984 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そらさん | 作成日時：2016年9月1日 18時
