所詮世の中顔なのよ【青葉城西】

泣いております ページ40

♪♪♪♪









【次の日の朝】




あぁ……


嘘だ。嘘と言ってくれ。
夢だ。


そう、これは夢よ……
起き上がれば目が覚めて……いつも通りの日常。



『夢じゃ、ない』



昨日のことは……よく覚えてる。


及川さんたちとラーメン食べて、調子乗って…京谷との昔話をペラペラ喋って……。


最後に岩泉さんに、「ラーメンで酔う奴初めて見た」って言われたのよ。


あぁ……みんな忘れて。
忘れてよ。

いや、無理か。
無理よね。



『……とりま、学校行こ』



私は制服に着替え、外に出た。









・







及川「Aちゃーん！！！！」


『うわぁぁあ！！及川さぁぁん』


及川「俺……キミに、そんな過去があったなんて……知らなかったよ……」


『』


及川「狂犬ちゃんも、大変だったね……２人とも見直したよ……今まで、、辛かったね……」



及川さん、昼休みにはるばる２年の教室に来た挙句、私の手を握って泣いております。


誰か助けてください。








♪♪♪♪

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