所詮世の中顔なのよ【青葉城西】

気づいたのは ページ36

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家に帰ってハミチキを食べながら携帯をいじっているとラインが大量に来た。

青城バレー部のグループは無視してたから、Aが個人に送ってたのを開いた。



………いつぶりだろうな。
Aからのライン。



Aからのラインは一言。
「ごめんね」。


……なんのことだ？


通知を消費するため、青城のグループを開いた時、及川…さんのメッセージが見えた。


「Aちゃん!!狂犬ちゃんと付き合ってるの??」


くそっ…ばれたか。

俺がばれたくなかった理由は、Aと俺が付き合ってるって周囲にばれた瞬間、周りは俺らから離れて行ったからだ。

Aは、思い出したくないだろうし……

俺は、Aに釣り合わないとか言われた。



俺は全く気にしてなかったけど…

Aは女の子だし、何も考えないように見えて、実は気にしてたのかもしれない。




Aは、男好きとかそういう類の悪口を言われ、いじめられていた。



俺がそれに気づいたのは、Aと別れた後だった。







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