誕生日にはリボンをかけて (Yuri.C) ページ6
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『うーん…。』
圭｢どーしたの？Aちゃん。眉間にシワよってるよ？｣
大学の学食。
1人ココアを飲みながら唸っていると、不思議そうに声をかけられた。
『あ、圭人くん。ほら、もうすぐ侑李の誕生日だから。何あげたらいいかなーって。』
圭｢あぁ。プレゼントね？｣
『うん。毎年欲しい物聞いても｢当ててみて｣って言われて、欲しがってた物あげてるはずなのに、ハズレって言われるんだよね…。』
圭｢ふーん？｣
『圭人くん、何か分かる？侑李の欲しいもの。』
圭｢んー…、難しく考えすぎなんじゃないかな？Aちゃんの場合、買いに行く必要もな｣
侑｢圭人。余計な事言わない。｣
圭｢あ、ごめん、ちーちゃん。｣
侑｢Aも。ズルしちゃだめでしょ。｣
『だって難しすぎるんだもん。ヒント位ちょうだいよ。』
侑｢だーめ。Aがちゃんと気付いて、僕にくれないと意味ないの。｣
『ケチ。』
侑｢ケチとか言うなら、プリンあげないよ？｣
『ごめんなさい。』
素直に謝って、自分のご飯のついでに買ってきてくれたプリンを受け取る。
でもさ？
ちゃんと、1番欲しいものあげたいじゃん。
…好きな人の誕生日だもん。
｢幼稚園の頃からの幼馴染なんだから、何でも知ってるでしょ｣って言われるけど…
けど、相手は侑李だよ？
10年以上一緒にいるけど、未だに何考えてるか分かんない事の方が多いんだからっ！
…自慢出来ることじゃないけど。
今まで色々試してきた。
初めは無難にゲームとか。
でも違くて、じゃあ食べ物？って侑李の好物沢山作ってみたり。
形のあるものじゃないとか！ってサプライズパーティー的なのもやったりした。
けど、尽くダメで、結局原点回帰。
時間がある時にお店見て回ったり、他の男友達に聞いてみたり。
それなのに全く｢これだ！｣って物はなくて途方に暮れる。
『はぁ…私だったら、すぐにでもあげられるのに。』
プリンを口に運びながらボソッと呟くと、圭人くんの口からコーヒーが吹き出した。
『うわぁっ！えっ、大丈夫！？』
圭｢ごめっ！でもAちゃ、それっ……ｸｸｸｯ｣
『えっ、何！？圭人くんのコーヒー、ワライタケでも入ってた！？』
急にお腹を抱えて笑いだした圭人くんに困惑しながら、侑李に助けを求めるべく視線を向ける。
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Ban (まなみ)(プロフ) - 伊野尾様Love.@七星さん» こんばんは！コメントありがとうございます！すみません、ずーっと不在にしており、1年越しの返信となってしまいました(泣)ごめんなさい(ToT)今更も今更ですが、リクエストあれば受付けます！！本当に遅ればせながら、コメントありがとうございました！とても嬉しいです (2021年1月4日 19時) (
レス) id: ddedce8117 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾様Love.@七星 - とても面白いです…！数ページで、何百ページの小説読んだ気になります！リクエスト、良いですかね？今は受け付けてない、とのことだったら全然構いませんので…！またお返事？みたいなの見たらコメントさせて頂きますね！更新とても楽しみにしています！ (2020年1月13日 10時) (レス) id: e41447f8a9 (このIDを非表示/違反報告)
Ban (まなみ)(プロフ) - サラミさん» 良かったですぅー(笑)ちょっと短めだったけど、ダラダラ書いてもなーと(^^; 遅ればせながら、お誕生日プレゼント、お納め下さいm(_ _)m (2018年10月11日 8時) (レス) id: 700bc80c2d (このIDを非表示/違反報告)
サラミ(プロフ) - うぎゃーーー！ありがとうございます┏○))ﾍﾟｺﾘ素敵な誕生日プレゼントになりました。これで今日はぐっすり眠れます！！！ (2018年10月11日 0時) (レス) id: 5783198ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ban
| 作成日時：2018年10月11日 0時
