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大｢先輩。A先輩っ。｣
肩を揺すられて目を開けると、有岡くんの肩に頭を乗せていた。
『あ…ごめん。』
大｢降りますよ？｣
少し寝たおかげか、頭ははっきりしてきたものの、足はまだふらついていて、有岡くんに支えられながら部屋まで向かう。
部屋に入ってソファに座らされると、冷蔵庫から水のペットボトルを持ってきてくれた。
大｢じゃ、俺は帰りますね。明日休みだし、ゆっくり休んでください。｣
帰ろうと立ち上がった有岡くんの腕を、咄嗟に掴んでいた。
大｢…なんかありました？｣
『…誕生日プレゼント、貰ってない。』
大｢あぁー…、用意しとくんで、何がいいですか？｣
『…有岡くん。』
大｢え？｣
『有岡くんがいい。』
大｢先輩、それマジで言ってる？｣
こくんと頷く。
大｢…あー、せっかく良い子に帰ろうと思ったのに。先輩がいけないんだからな？｣
ソファに片膝ついて背もたれに手を置き、ぐいっと近付いてきた顔に目を閉じると、唇に感じる柔らかい感触。
大｢いいよ？ あげる。けど、後からやっぱり要らないって言うのは無しね？｣
『…本当に？いい歳して酔っ払ってこんな事言ってる私に、同情してとかだったら』
大｢そんなんじゃない。俺、ずっとA先輩の事好きだったから。だからむしろすげー嬉しい。｣
『嘘だ…。』
大｢嘘じゃない。ずっとアピールしてたのに、いっつも子供扱いしてさ。俺の事なんて何とも思ってないんだと思ってた。｣
『それは…そうでもしないと、気持ち誤魔化せなかったから。』
大｢じゃあ先輩も、俺の事好きってことだよね？｣
『うん…好き。』
そう言うと再び唇を塞がれて、角度を変えながら深くなっていき、気付けばソファに押し倒されていた。
大｢明日休みだし、たっぷりお祝いしてあげんね？｣
誕生日プレゼントーーーFin.
迷い猫にはご注意を (Kei.I)→←プレゼントはキミ (Daiki.A)
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Ban (まなみ)(プロフ) - 伊野尾様Love.@七星さん» こんばんは！コメントありがとうございます！すみません、ずーっと不在にしており、1年越しの返信となってしまいました(泣)ごめんなさい(ToT)今更も今更ですが、リクエストあれば受付けます！！本当に遅ればせながら、コメントありがとうございました！とても嬉しいです (2021年1月4日 19時) (
レス) id: ddedce8117 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾様Love.@七星 - とても面白いです…！数ページで、何百ページの小説読んだ気になります！リクエスト、良いですかね？今は受け付けてない、とのことだったら全然構いませんので…！またお返事？みたいなの見たらコメントさせて頂きますね！更新とても楽しみにしています！ (2020年1月13日 10時) (レス) id: e41447f8a9 (このIDを非表示/違反報告)
Ban (まなみ)(プロフ) - サラミさん» 良かったですぅー(笑)ちょっと短めだったけど、ダラダラ書いてもなーと(^^; 遅ればせながら、お誕生日プレゼント、お納め下さいm(_ _)m (2018年10月11日 8時) (レス) id: 700bc80c2d (このIDを非表示/違反報告)
サラミ(プロフ) - うぎゃーーー！ありがとうございます┏○))ﾍﾟｺﾘ素敵な誕生日プレゼントになりました。これで今日はぐっすり眠れます！！！ (2018年10月11日 0時) (レス) id: 5783198ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ban
| 作成日時：2018年10月11日 0時
