小児科は大変！

・20 ＊ ページ21

広臣side


今日は書かないといけない書類が沢山あったから検温を岩ちゃんに頼んだ


あれ、帰ってくるの遅いな


なんて思ってたら


猛ダッシュでこっちに来る人がいた


岩「臣先生！」


「どうしたんだよ」


岩「涼太が、涼太が熱出しました」


「何度だった？」


岩「38.9です」


「高いなー」


岩「あと、頭が痛いって」


「そっか、早く行こ」

・
・
・

部屋に着いた瞬間に


亜「先生！早く！」


「どうしたの」


亜「涼太が吐いちゃってる」


「えっ」


そこには


涼「ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、ｳﾞｫｪ!、ｳﾞｫｪ、、ﾊｧﾊｧ」


あららら


「涼太、もう大丈夫？」


涼「ﾊｧﾊｧ、うん、ごめんなｯさいﾊｧ」


「謝らなくていいよ、シーツ汚れちゃったから変えてもらおう」


「岩ちゃん変えてくれる？俺、涼太のことだっこしとくから」


岩「わかりました！」


涼「ｸﾞｽｯ…せんせｯ」


「ほら、泣かないの」


その時、背中が波打った


「涼太？気持ち悪い？」


涼「…ﾝｯ!」


もう喋れないぐらい限界なのかな


「思いっきり吐いていいよ」


涼「ｳﾞｫｪ!、、ｺﾞﾎｯﾊｧﾊｧﾊｧ」


「辛いね、ベット戻ろうか」


岩「脱水が怖いので水もってきますね」


「ありがとう」


「涼太水飲もうか、ゆっくりでいいから」


涼「…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ」


「先生、また来るから寝ててね」


一回、医局に戻った

・21＊→←・19（request）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す