doubt-109 ページ9
瞳side
『あの…』
石「うるせぇ、黙ってろ」
『亜嵐さんは、用事があってここに来ることはないです！』
石「彼女ほったらかしかあ…
やっぱり変わってねえな！笑」
『は？』
空き教室に2人。
昨日あんなに優しかった人とは思えない…
石「次から次へと取っかえ引っ変えする男だよ。中身もない。体目当てなんだよ。
あんなんだから女にも捨てられんだ笑」
『そんなことない！』
石「は、？」
『確かに、昔はそうだったかもしれないけど…』
優しいとこもたくさんあるし、
実はすごく可愛いとこもある
『あなたみたいに、人を連行したりしないし、こんなことしない！』
石「てめぇ…」
『あなたこそ！こんなことしてるから彼女に逃げられるのよ！そりや、亜嵐さんの方が倍魅力的だもん！』
石「黙れっ」
バチンッ！
頬に広がる痛みと口に切れたような感覚
亜「おい…てめぇ…何してんだよ…」
『っ！』
いつもいつも、
この人は私を助けてくれるヒーロー。
石「やっと来たか…」
亜「お前…そいつが誰のか知っててやってんのか？」
こんな亜嵐さん、見たことない…
なんかすごく……
怖い
石「あんたこそ、俺1人だと思って安心してねえか？」
ゾロゾロと入ってきたのは、知らない男達。
石「こいつら全員、あんたに彼女取られたんだわ」
『最低…卑怯です！』
石「てめぇは黙ってろ！」
亜「触んじゃねぇ！」
亜嵐さん…？
亜「…何人でも来いよ…
全員…殺してやるから…」
石「っ…いけぇ！」
彼の目は赤く光り、口角は少し上がっていた。
そしてあっとゆう間に倒れる男達。
石「う"っ…」
亜「おいおい〜もう終わり〜？」
石「俺らの負けだ…許して…」
亜「許して…？
遅せぇよ」
もうフラフラな男に馬乗りになって
殴り続ける
『やめて！亜嵐さん！』
亜「っ…瞳？」
『もう…やめて…』
震える足を無理やり立たせて、
彼の元へ走った。
暴れる体を抱きしめる
亜「…俺汚いから」
『別にいい！』
強く、強く、抱きしめた
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まあさの(プロフ) - りなgさん» ありがとうございます！！楽しみにしててくださいっ！！ (2019年8月7日 13時) (
レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - このお話めっちゃ好きです！！玲於と彼女がどーなってくのか楽しみにしてます！ (2019年8月5日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあさの
| 作成日時：2019年7月21日 21時
