Doubt3

doubt-106 ページ6

あなたside



入っちゃった…

繋がれたままの手




「ねぇ…手…」


玲「あ、わりぃ…//」




佐野玲於がどんな顔をしてるか見えない

でも、歩き始めると…




玲「うわっ！」

玲「ぎぃや！！」




そんな声ばっかり





「ねぇ…もしかして…
苦手？」


玲「…んなわけねえだろ…」


「なら無理して入らなくていいのに」


玲「…行きたかったんだろ？」


「え…」


玲「やりたいことは、できる時にやっとけ」


「……ありが…」


化「うわぁぁぁ！！」


玲「うわぁ！
行くぞ！！」


「っ…」






また引っ張られた右手
そのままゴールまで止まらずに走った





玲「はぁ…はぁ…
あぁー！怖かったー！」


「ビビりすぎ…」


玲「はっ！？
ビビってねえし！」


「…うわっ」


玲「わっ！なに！？」


「…ふふっ…」





思わず笑ってしまった






玲「お前…」


「ふふっ……ん？」


玲「笑った…？
今、笑った？」


「そりゃ…私だって笑います…」


玲「そういや、お前人間だったな」


「なにそれ…」





すると、私の頭を乱雑に撫でる





玲「今度は本物の遊園地、連れてってやる」


「っ…」





今日が終わったら、杏奈と瞳に言おう。

私は……






「ありがとう」







こいつに恋をしたって

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