doubt-105 ページ5
あなたside
…何を話したらいいんだろ…
玲「なぁ、仕事終わってからなんか食べたの?」
「う、ううん」
玲「ならさ、メンさんのとこ行こうぜ」
「え?」
玲「あいつんとこ、タピオカ売ってるらしい笑」
ニコって笑う顔に、心臓が跳ねる
たのしそう…
玲「お、すいてんじゃん!
ラッキー!」
メ「お、いらっしゃーい!」
玲「メンさん売ってるって聞いて買いに来ました」
メ「いや、タピオカな?」
2人はほんとに仲いいんだな…
関口は、佐野玲於の過去を知ってるのかな
私は黒蜜ミルク
佐野玲於は黒糖ミルクティーを買った。
「おいしい…」
玲「ほんとだ、うめぇ」
こんな可愛い顔もするんだ…
バチっと目が合う
やば…見すぎた…
玲「なに、欲しいの?」
「はっ!?//
ち、違うし//」
玲「そんな遠慮すんなって」
「そ、そうゆうことじゃ…」
玲「お前の、ちょーだい」
「えっ…ちょ…」
佐野玲於は容赦なく私のタピオカを飲んだ
玲「…甘いな」
「っ//」
玲「はい、じゃあお返し」
「…ありがとう」
私もそっと黒糖ミルクティーを飲む
口に広がる甘いタピオカ
玲「どう?」
「…甘い」
玲「だろ?笑」
「っ…//」
ダメだ…
さっきからこいつのペースに乗せられてる
悔しい…
タピオカも飲み終わって、
ブラブラしているとある教室についた
「これって…」
玲「どした?
げっ…お化け屋敷…」
「遊園地にあるやつ?」
玲「そうだけど…」
"まま!遊園地行こ!"
"そうね、ままが元気になったらすぐに行こうね!"
そのまま…遊園地に行くことはなかった
玲「なに、お前好きなの?」
「……分からない」
玲「んなことねぇだろ」
「…行ったことない」
玲「は?」
「…昔お母さんと約束したけど…
行けなかったから」
思わずうつむく
…自分で言っといて、悲しくもないや…
「っ!」
突然繋がれた右手
顔を上げると、微笑む佐野玲於の顔
玲「よし、行くぞ!」
「えっ!」
そのまま私達は、
手を繋いで暗闇に入った
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まあさの(プロフ) - りなgさん» ありがとうございます!!楽しみにしててくださいっ!! (2019年8月7日 13時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - このお話めっちゃ好きです!!玲於と彼女がどーなってくのか楽しみにしてます! (2019年8月5日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあさの | 作成日時:2019年7月21日 21時