doubt-123 ページ23
亜嵐side
これは中学の頃の話。
龍友くんと同じクラスになったのは、2年の時
先「数原〜!
机に足を乗せるな!」
龍「…るさいねん…」
この先生が、俺らが仲良くなれたきっかけ。
名前は上原。
上原は龍友くんを唯一避けず、誰よりも龍友くんを愛して、育てた
『先生もほっときゃいいのに』
上「そんな訳にはいかないよ〜
大事な生徒だ」
『ふ〜ん』
上「あ、そうだ!
白濱、あいつにこれ渡してやってくれ!」
『えぇ〜?』
屋上__
『…いた』
龍「ん?
なんや、お前」
『…上原先生が渡せってさ』
これが俺らの初めての会話。
もちろんこの後喧嘩になった笑
それから俺らが仲良くなるのに時間はかからなかった。
上「数原〜!
まーた喧嘩かぁ?」
『よくやるよな〜』
龍「向こうがふっかけてきたんや!」
3人で話す時間は楽しかった。
でも、2年も終わりに近づいた時、
事件は起きた
上原が、体罰を訴えられて
教師をクビになった
『上原先生が体罰するなんて…』
龍「んなわけないやろ!」
*「おい、聞いたか?
上原の話!」
俺達はある生徒の会話を聞いてしまった
*「あぁ、体罰だろ?」
*「んなことあいつがするわけねぇだろ!
臣さんだよ!」
*「あの、3年の登坂広臣か?」
*「あいつが上原をはめたらしいぜ」
*「まじかよ!
でもなんで?」
龍「なんやその話!」
*「えっ…」
『聞かせてくれないかな』
そいつらが言うには、
臣さんの集団がたばこを吸ってるところを
上原が見て、注意したらしい
その事を根に持った臣さんが
体罰の作り話を報告した。
もちろん、上原も反論はしたらしい。
でも…
臣さんの方が1枚上手で、
奥さんを脅しに使ったらしい
龍「…今…上原は…?」
*「そのあとも、世間の声が上原を精神的に追い詰めて…病院に…いるらしい」
龍「…許さん」
『龍友くん?』
龍「絶対に…許さん…!」
その時の龍友くんの顔は一生忘れない
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まあさの(プロフ) - りなgさん» ありがとうございます!!楽しみにしててくださいっ!! (2019年8月7日 13時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - このお話めっちゃ好きです!!玲於と彼女がどーなってくのか楽しみにしてます! (2019年8月5日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあさの | 作成日時:2019年7月21日 21時