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doubt-120 ページ20

杏奈side



夢を見た。
龍友さんが、白い光の中に消えていく夢。

不安になって朝早くに学校に行くと
廊下に見えた、広い背中





『やば、ほんとに会えた…』





振り向いた姿。
今日もかっこいい…//





龍「今日は朝はやいな〜」


『なんか、龍友さんに会える気がして//』


龍「そうか…」





あれ…なんか、いつもと様子が…





龍「話があんねん」


『えっ…なんですか?』


龍「もう、僕に関わんのやめてくれへん?」


『…はっ?』


龍「正直、迷惑やねん」





こんなの言われなれてる。






『…嫌です!
絶対に龍友さんを振り向かせまっ…』


龍「うざいねん。そうゆうの」





それは…言われたことない…
頭に響く彼の声





『…なん…で…ッ』





目が熱くなる

違う…違う!
こんな人じゃない…私は知ってる!





『で、でも!私のために走って教室まで来てくれた!怪我した時は心配してくれた!』





お願い…
違うと言って…!






龍「あんなんわざと。
お礼にヤらしてもらおかな〜おもて」


『え?』





頭が真っ白になる。

近づいてくる彼。
嫌だ…来ないで…





龍「だってお前、胸デカイやん?笑
顔可愛いし、ヤってみたいやん?笑」


『何言って…』





なんで笑ってるの…?





龍「えっ、まさかマジやと思った?笑
んなわけないやん!笑
勘違いもほどほどにしとっ…」





止まった言葉。
原因は、私。

気づけば、龍友さんの頬を叩いていた





『少しは私を見てくれてると思った…ッ』


龍「…勘違いお疲れ様」


『っ…!』




大好きだった…
心から…

でも…!






『……最低っ…ッ』






走った。

とにかく走ってたどり着いたのは屋上。




『…大好きだった…なぁ…』




だんだん騒がしくなる学校。
瞳もAも、もう来てるかな…




「杏奈!」


『っ…A…』


「杏奈…こっちおいで」





優しい声に導かれるように
私はAの胸に飛び込んだ

あとから瞳や壱馬や北人も来てくれて、
私はあった出来事を話した。





「…許さない。
あいつには言ってある
もし、遊びだったら、許さないって」






今、私が頼れるのは
そんなAの言葉と、周りにいる人達だけだった。

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設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , RAMPAGE   
作品ジャンル:恋愛
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まあさの(プロフ) - りなgさん» ありがとうございます!!楽しみにしててくださいっ!! (2019年8月7日 13時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - このお話めっちゃ好きです!!玲於と彼女がどーなってくのか楽しみにしてます! (2019年8月5日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まあさの | 作成日時:2019年7月21日 21時

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