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doubt-112 ページ12

あなたside



現れたのは1年トップだった



杏「なに。まだいたの?」


壱「言われんでももう帰ります〜」


男「おい!壱馬さんだ!」

男「北人さんもいるぞ!」




ちらほら聞こえてきた声。
1年トップだもんね…




杏「いい気になるなよ。
トップはGENEなんだから!」


壱「今は、やろ?
あいつらが卒業したら俺らの時代や」


「でもまだ私達は1年。」


瞳「聞きましたよ!
来年の新入生にも狙ってる人いるって」


杏「やられんじゃない?笑」


北「杏奈ちゃん、言うね…笑」





サーっと風が吹いて
キャンプファイヤーの炎が揺れた





壱「んなもん、全部蹴散らしたるわ…(ニヤ」





ちょっと、楽しみだな。
私達が2年になった時、きっとまだトップはGENE。

卒業か…

あいつらの喧嘩も見れなくなるのか





北「A」


「ん?」


北「俺はAより強くなるよ」





炎に照らされた北人の顔

強く、美しくかった





「…望むところ」





私も、負けてられない。





壱「じゃ、帰るわ」


北「また明日ね〜」





2人は暗闇の中に消えていった

また明日か…





杏「私達ももうちょっと近くに行こ!」


瞳「はい!」





立ち上がった時に靴紐がほどけたので
それをしゃがんで直す




杏「A」





同じようにしゃがんで
小声で杏奈が囁く





杏「素直に、ね?」


「なんで…」


杏「お迎え。来てるよ」


「え?」





ハッと顔を上げると
そこには佐野玲於が立っていた





玲「A借りていい?」


杏「どーぞ!」


玲「亜嵐くんが瞳ちゃん探してた。
龍友くんもいるから…」


杏「行こ!瞳!」


瞳「はい!」





あっさり行くな…

残された2人





玲「座る?」


「う、うん」





3人でいた時とは違う空気


確実に、昨日とは違う自分の感情。


いつか、言えたらいいな





"玲於に明日はないんだよ"






違う…今言わないと…

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設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , RAMPAGE   
作品ジャンル:恋愛
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まあさの(プロフ) - りなgさん» ありがとうございます!!楽しみにしててくださいっ!! (2019年8月7日 13時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - このお話めっちゃ好きです!!玲於と彼女がどーなってくのか楽しみにしてます! (2019年8月5日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まあさの | 作成日時:2019年7月21日 21時

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