"好き"のその先は。【佐野玲於】 (ページ7)

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甘過ぎるよページ7

貴「幸せだなぁ..」

二人でご飯を食べに行ったり、たわいも無い話で盛り上がり手を繋ぎながら歩く

こんな光景昔の私が見たらびっくりするだろうなぁだって今でも信じられないだもん

玲於くんと私が付き合ってること。

高いプレゼントとか高級レストランとかそんな場所に行くよりも私は玲於くんとこーやって

隣で手を繋いで歩く事が大好き。幸せでたまらない

玲於「手、ちっさい」

貴「普通だよ？」

玲於「ムチムチ」

貴「それは玲於くんも～。」

私の手をにぎにぎした後、指を絡め恋人繋ぎをする

その瞬間玲於くんの体温が伝わってフワリとした気持ちになる。

ふふって笑いながら玲於くん見あげれば
何見てんの？なんて目を隠されてしまう

貴「見えないよ。」

玲於「見えなくしてんだよ」

貴「今日の玲於くんかっこいいから見たいの！」

玲於「今日の？」

貴「あ、今日も！」

玲於「はい正解」

そんなナルシストみたいな事他のこの前で言っちゃダメだからね、なんて思っていれば

不意に唇に柔らかい感覚が訪れる。

貴「玲於くん..っ、？」

玲於「ふは、真っ赤」

貴「だっ、だって..キ、キス..」

柔らかい唇の感覚が私の唇に残る
その瞬間トクトクと心臓が早まり身体の奥が熱くなる

何時もはあたりキスだってしない玲於くん。
どうして今日はこんなにも甘々なんだろうか？

貴「玲於くんが今日優しい。」

玲於「だから何時も優しいって」

貴「だって何時もはキスしてくれない。」

なんだか逆に疑ってしまう私、お金貸して欲しいとか？

玲於「したいからしただけ」

貴「..心臓きゅってした」

彼女にキスしちゃダメな訳？
なんて。彼女だって、ふふ、彼女だもんね。そうだねキスだってし放題なんだね

玲於「顔ニヤケてますけど」

貴「玲於くんが彼女って言うから。」

玲於「え、だって彼女じゃん俺の」

貴「うん。彼女、彼女です！」

玲於くんは彼女って言葉だけで私がどれだけ嬉しくなっちゃうか分かるかな

でも一つだけ分かる事は

玲於「Aもっかい」

貴「んっ...、」

今日の玲於くんはチョコレート見たいに甘い。

貴方からのキスは何時だって蕩けてしまいそう。