【wrwrd】独りぼっちの彼は【男主】

転生三十三日目 ページ39

A視点

gr「訓練内容の変更と武器の備蓄に新たな幹部か…。」

rb「ハッキングして情報を集めようとしたら、他の軍に比べて圧倒的に細かくロックが掛っとってまだ少ししか解けてない。」

ロック…もし樹があっちの世界のロックの仕方でロックをしていたりしたら、ロボロでも難しいかもしれない。流石に、別世界のロックを解ける方が怖いけど。

gr「そうか…。他に何か報告がある者はいるか？…いないな。それでは会議を終了する。トントンとオスマンは残っててくれ。」

とりあえず、会議は終了した。あの二人のことを伝えようにも、前世で家族でした、とか言ったら医務室に連れて行かれそうな気がするし、それを言わずに伝えても、怪しまれるだけだろうしな…。と、考えているとゾムに声をかけられた。

zm「なぁAって、ルオンに知り合いとかおる？」

なんで…あの二人のことばれたのか？いや、そんなはずはないと思うし。

貴「いや…いないと思うけど。なんで？」

zm「偵察の時な書類見っけてん。その書類にAのこと書いてあったんや。」

貴「え？こわ。」

普通を装うけど、多分それを書いたのはあの二人だ。前は全然興味持ってなかったのに、なんで今になって…。そんな考え事をしていたから気付かなかった。









ゾムが悲しそうな顔で、こっちを見ていることに。

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