五振り目：この瞳にうつるもの ページ26
お久しぶりです。インフルかかった作者ですが、その後すぐやってきたハク様の鍛刀イベで、あまりにもハク様こなさすぎて胃痛と頭痛起こしてました〜。
え？ハク様？結局来なかったよ？資源15万近く使って課金もしたけどね。
やっと立ち直ったので、更新再開したいと思います。
あ、ここのコメでハク様来たよーとか、ハク様関連の話題は避けて戴けると幸いです。作者の胃を守るためにも、よろしくお願いします。(自分から書いといてかよっ！って？細かいことは気にするな(笑)！)
＊＊＊＊＊
桜の花びらの隙間から降り注がれる太陽の光に、宗三さんは眩しそうに目を細めた。
｢ええ、ほんとに。私もいままでこんなに綺麗な桜の木は見たことないです｣
｢……精霊…か。僕達付喪神と似たような存在ですね。
ですが、僕達刀剣男士は審神者の力を借りなければこの姿にはなれませんし、人々にも見えることはない。
対して、精霊は自由に動きまわり、その姿を見せることもできる。…………そう、自由に｣
あまりにも悲しげにつぶやく宗三さんを、私はただ見つめることしかできない。
ずっと真上を見上げる彼の視線を追うと、木の枝の上で2羽の小鳥が寄り添って休んでいた。
｢……あなたは、自分が刀であることを、その付喪神であることを憂いているのですか？｣
あまりにも悲しそうだったから、つい質問してしまった。
｢……いいえ、そういうわけではありませんよ。むしろ……｣
ゆっくりと、視線を落としながら彼は答えた。
｢…………むしろ、刀だからこそ………僕は………｣
｢……………｣
何も知らない私は、再度黙って彼を見つめることしか出来なかった。
＊＊＊＊＊
ペラ ペラ
紙を捲る音だけが、広い審神者部屋に響く。
夜もふけ、美しい月明かりを遮るように電気によって生み出された光が部屋を照らす。
……本当は月明かりが部屋に差し込み、手元はろうそくの光でー、とか、よく小説にある憧れのあれやってみたいんだけどさ、目悪くなりそうだからできないよねー。
そんなくだらない事を考えつつも、調べてる内容は至って真面目だ。
｢……«桶狭間の戦いにおいて義元は討死し、義元をこの戦いで敗死させた尾張の織田信長が戦利品としてこの刀を接収した»…………か｣
昼間の、宗三さんが浮かべたあの表情。
どうしても理由が気なって、彼の来歴を調べていた。
彼の出自から今川義元のところまで読み終わった所で小さな声がした。
｢勉強熱心ですね｣
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まなみ(プロフ) - みゆさん» 了解致しやしたああああああああああああ！← (2018年11月4日 15時) (
レス) id: 5229721b17 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 続き待ってますううううううううう！← (2018年11月4日 15時) (レス) id: 866317dc4d (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - ユユユさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてうれしいです！ (2018年11月1日 6時) (レス) id: 5229721b17 (このIDを非表示/違反報告)
ユユユ - すごく面白いです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2018年11月1日 5時) (レス) id: f0e41eea19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：○●まなみ●○ | 作成日時：2018年9月20日 22時
