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side貴方
「茂庭先輩、どうしましたか？」
「あ、ごめんな。急に呼び出して」
眉を下げて申し訳なさそうに謝る茂庭先輩。
仔犬みたいですっごく可愛い。
大丈夫ですよ、と笑えば安心したように息をつき、要件を伝えてくれた。
「_________ってわけなんだけど、いける？」
「はい、大丈夫です。舞にも伝えておきますか？」
「あ、滑津には今から別件で行くから俺が伝えるよ」
「じゃあお願いします」
「うん。____で、珍しいね。Aがそんなの付けるの」
ん、と茂庭先輩が指差したのは手首のシュシュ。
舞から貰ったんです、と言えば「髪に付けないの？」と言われた。
「堅治の馬鹿が朝から散々似合わないって言ってきて…」
「えぇ？ちょっと付けてみて？」
「は、はい…」
「？普通に似合ってるよ。可愛い」
照れながらもそう言ってくれた茂庭先輩。
可愛いのと嬉しいので自然と私も笑顔になる。
茂庭先輩に褒めてもらったしこのままでいっか、と付けたまま教室に戻るとまた馬鹿にいじられたけど。
「茂庭先輩が可愛いって言ってくれたんでいーんですぅー」と返してそれから授業が始まるまでずっと無視してやった。
_____________________________________
_________Aと茂庭が話してる間
side二口
「さぁ二口、本音は？」
「………くっそ可愛いかったっつーの///何だよあれ反則だろ…!!///」
「録音して聞かせてやりてーわww」
ケラケラ笑うクラスメート達。
こいつらの前じゃ素直になれんのに、どうやってもあいつの前じゃなれねー。
「小学生かよお前w好きな奴だけ意地悪するってw」
「うるっせぇ‼///」
バタンッと机に項垂れる。
そんな時、帰ってきたA。
クラスメート達は面白がってサササーッと避け俺達を二人にした。
…つぅか、また髪留め戻ってるし。
「何？w意味ねぇやつまた戻したのお前w」
「茂庭先輩が可愛いって言ってくれたんでいーんですぅー」
つーんとそっぽを向いたA。
そっからは何話しかけてもガン無視で、Aに言われた言葉にモヤモヤしていった。
"茂庭先輩が可愛いって言ってくれたんで_______"
んだよ、それ......
.
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モブ(プロフ) - お話、読ませていただきました！素敵でした…！とても読みやすかったです！読んでいて、何だかリラックスできました！ (2018年5月8日 23時) (
レス) id: 4db952b4d6 (このIDを非表示/違反報告)
月神 琉夏 - かっぱの子さん» ありがとございます！読ませていただきました！キュンキュンしてました！ありがとうございます！！ (2018年3月20日 23時) (レス) id: d275e2e01f (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 月神 琉夏さん» 了解です！(｀_´)ゞ少しお時間頂いてもよろしいですか…？ (2018年3月11日 18時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
月神 琉夏 - コメント失礼します！夜久さん、研磨、赤葦ヤバかったです！あのリクでノヤっさんお願いしてもいいですか？ (2018年3月9日 21時) (レス) id: d275e2e01f (このIDを非表示/違反報告)
あやな(プロフ) - かっぱの子さん» 夜久さんやばかったです！！夜久さんならではのお話でしたね笑 (2018年3月5日 12時) (レス) id: 5f1fd78d5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっぱの子
| 作成日時：2018年1月5日 22時
