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side貴方
「___________俺が、お前の事好きだから」
申し訳無さそうに、そう言った夕。
_______________本当に？
嘘じゃ、なくて…？
突然告げられた言葉を理解した途端、目の端からこぼれ落ちる涙。
それを見た彼はぎょっとし、慌てて制服の裾で涙を拭いてくれる。
「わ、悪いそんなに困らせるつもりは…」
「っちが、ぅ…」
「え？」
「夕、怒らないで聞いてくれる…？」
「…？あ、ああ」
「私、ずっと嘘ついてた。夕の事大好きで、でも勇気出せなくて…。それでも気付いて欲しくて、ずるい事した…っ」
「___ｯ!!」
ごめんなさい、と謝ると思いっきり強く抱きしめてくれた夕。
びっくりして戸惑っているとふいに力を緩めた彼と視線が交わる。
ずっと俯いてて見れなかった顔をこの時初めて見て、胸がきゅんと鳴った。
「______怒る訳ねーだろ。すっげぇ嬉しい！」ﾆｶｯ
「！//」
「俺もAの事大好きだ！」
そう言いながら先程よりも強い力でまたぎゅってしてくれる。
それに涙が出ながらも抱きしめ返すと更に腕の力は強まった。
「…ごめんね、夕」
「いーって。…あ、そうだ」
「？」
「勇気出す練習しよーぜ？またこんな事あったら駄目だろ？」
「う、うん。でもどうやって…？」
「簡単！」
��Aからキスして��
「…へ//」
な！と満面の笑みで言われ私の頭はフリーズする。
た、確かにそれが出来れば大体後の事は出来そうだけど…‼
でも…と恥ずかしさで真っ赤になる私に夕は喝を入れる。
「わ、分かった…//頑張る…！//」
「おう！んじゃ…ん！」
「……///」
ﾁｭｯ...
瞳を閉じてどこかワクワクしながら待つ彼に、軽く触れるだけのキスをする。
恥ずかしくて目を瞑ると突然唇に当たる熱い熱。
思わず目を開くと見えたのは、同じく真っ赤な顔をした彼。
「「…………///」」
「…………A」
「は、はい？//」
「大好きだ//」
「っわ、私も、大好き…！///」
目を見合わせた後、ぷっ、と笑いまたどちらからともなく唇が重なる。
遠回りをした分、何回も、何回も__________
___fin___
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モブ(プロフ) - お話、読ませていただきました！素敵でした…！とても読みやすかったです！読んでいて、何だかリラックスできました！ (2018年5月8日 23時) (
レス) id: 4db952b4d6 (このIDを非表示/違反報告)
月神 琉夏 - かっぱの子さん» ありがとございます！読ませていただきました！キュンキュンしてました！ありがとうございます！！ (2018年3月20日 23時) (レス) id: d275e2e01f (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 月神 琉夏さん» 了解です！(｀_´)ゞ少しお時間頂いてもよろしいですか…？ (2018年3月11日 18時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
月神 琉夏 - コメント失礼します！夜久さん、研磨、赤葦ヤバかったです！あのリクでノヤっさんお願いしてもいいですか？ (2018年3月9日 21時) (レス) id: d275e2e01f (このIDを非表示/違反報告)
あやな(プロフ) - かっぱの子さん» 夜久さんやばかったです！！夜久さんならではのお話でしたね笑 (2018年3月5日 12時) (レス) id: 5f1fd78d5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっぱの子
| 作成日時：2018年1月5日 22時
