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side及川
困惑した表情のAちゃんを、ぎゅ、と抱きしめた。
「徹…?」
「っそんな可愛い声で呼ばないでよ///抑えらんなくなるじゃんか…!///」
「抑え…?な、何言ってるのさっきから…」
「〜っAに触れたいって言ってるの‼///好きなんだからしょうがないじゃん‼//」
「へ…?///」
半ばやけくそでそう叫ぶと、少し頰を染めた彼女。
何でそんな可愛いの。
何でそんなに煽るの。
_______________溢れてくるじゃんか。
顎を掬うと、揺れるその瞳。
_______________もう、無理。
「………嫌なら、拒んで。キスしたい」
「えっ…?///」
「……………」
「〜〜っ!!///」
顔を近付けると、きゅ、と目を閉じたAちゃん。
顎に添えていた手で唇をそっとなぞり、最後に聞いた。
「________拒まないって、事でいいんだね?」
「………っ///」コク..
「っ、Aも、俺の事好きって思っていい?」
「……は、い…///」
「______ッ!!///もう、ほんと____________
.
_____________________大好き」
ゆっくりと距離は近づき、やがてゼロになる。
長いようで短い口付けが終わると、二人で微笑み合い手を繋いで教室に戻った。
帰ると盛大な拍手とどこから用意したのかクラッカーでお祝いされる。
______ただ、火薬の匂いのするものだったから火災探知機が鳴って後でこっぴどく怒られたけど。
それも今となれば、いい思い出だ。
______fin______
.
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モブ(プロフ) - お話、読ませていただきました!素敵でした…!とても読みやすかったです!読んでいて、何だかリラックスできました! (2018年5月8日 23時) (レス) id: 4db952b4d6 (このIDを非表示/違反報告)
月神 琉夏 - かっぱの子さん» ありがとございます!読ませていただきました!キュンキュンしてました!ありがとうございます!! (2018年3月20日 23時) (レス) id: d275e2e01f (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 月神 琉夏さん» 了解です!(`_´)ゞ少しお時間頂いてもよろしいですか…? (2018年3月11日 18時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
月神 琉夏 - コメント失礼します!夜久さん、研磨、赤葦ヤバかったです!あのリクでノヤっさんお願いしてもいいですか? (2018年3月9日 21時) (レス) id: d275e2e01f (このIDを非表示/違反報告)
あやな(プロフ) - かっぱの子さん» 夜久さんやばかったです!!夜久さんならではのお話でしたね笑 (2018年3月5日 12時) (レス) id: 5f1fd78d5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かっぱの子 | 作成日時:2018年1月5日 22時