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side安室
「…………///」
少し距離を開けて、俯くAさん。
顔はずっと赤みを帯びたままで、俺を意識してくれてるんだと思うとたまらなく嬉しくなる。
特に何も話さないまま少し時間が過ぎると、左右の道から複数の声が聞こえてきた。
被ってしまったか、と焦ったけど出てきたのは年配の方達で少しほっとする。
彼等は俺達を見ると黄色い声を上げ、おばあさん達はすぐ湯船に浸かり俺達に近付いてきた。
「や〜ん若い子達!デート?デート?」
「デ...⁉「はい」…⁉///」
「彼女さん真っ赤ー‼可愛いー‼」
「彼氏さんもいい男♡私が後40年ぐらい若ければ…」
「あら貴方は無理よ!見なさいよこの綺麗な顔と肌!すっべすべ〜‼」
思ったよりもガンガンくる彼女達はAさんの腕を掴んで撫でたりマシンガントークを繰り広げる。
けど悪い人達ではないみたいで、Aさんもちょっと勢いに押されながらも楽しそうに会話していた。
後ろの方でぽつんとお湯に浸かる、彼女達の旦那様であろう人達はどこか悲しそうな雰囲気だが。
「ちょっと貴方いつまでも触ってちゃ彼氏さんが可哀想よ!ね〜?」
「あらやだごめんなさい!気持ちよくてつい…!どうぞどうぞ遠慮なく触って?」
「へ⁉///」
「それともさっき、もしかしてお邪魔しちゃったかしら⁉」
「今も十分邪魔してるわよ!でももう少し若い子のお話聞かせて欲しいわね〜」
「だから彼氏さん!私達に構わずどうぞ‼勝手に喋り続けてるから、気にせずに!」
「えっと…その…」
………ど、どう対応したらいいのだろうか。
ずい、と俺の前にAさんを差し出す彼女達。
Aさんは困惑した顔で、ただただ慌てていた。
じゃあ…、ととりあえずAさんを引っ張り腕の中に収める。
途端に上がった黄色い悲鳴にも似た歓声。
慌てふためくAさんにだけ聞こえるように、
「少し彼女達が収まるまで、このままでいて下さい」
と囁いた。
.
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かっぱの子(プロフ) - こあらさん» 了解しました!いえいえ、リクエスト下さって嬉しいです!!是非これからもよろしくお願いします!! (2018年1月8日 19時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - かっぱの子さん» 三人でお願いします!俺なんかのリクエストを聞いてくれてありがとうございます! (2018年1月8日 17時) (レス) id: 50118d9275 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - こあらさん» 了解しました!そらるさんとうらたぬきさん三人で…でしょうか?それともお一人ずつでしょうか…? (2018年1月8日 17時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - かっぱの子さん» レス返してくれてありがとうございます!リクエストの件ですが出来れば「その笑顔に、釘付け」の夢主とそらるさんとうらたぬきさんでお願いします!長々と失礼しました!これからも応援しています!頑張ってください!大好きです! (2018年1月8日 11時) (レス) id: 50118d9275 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます!!またかっぱの子の裏短編集で書かせていただきますね 笑 (2018年1月8日 11時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かっぱの子 | 作成日時:2017年12月22日 16時